新婦人の班で新しい介護施設の見学に行きました。
グループホーム&小規模多機能型居宅介護を行っている施設です。
少人数に分かれて、施設見学と説明。
グループホームとは?
認知症が出ている人が対象。
居室は個室。
寝るとき以外は居間兼食堂に出ていただくようにしているそうです。
お台所のことやお洗濯など、できることは入居者がやる共同生活。
一度に多くのことを言うとできない方も、
ひとつひとつ言っていくとできるんですよ、と説明を受けました。
たとえば、「洗濯物をたたんで引出に入れてね」はできないけれど、
「洗濯物をたたんでね」たたんだあと、「引出に入れてね」と分割して言えば
できるんですよ、とのこと。
認知症の人との対応を勉強させられました。
ここに入るまでは、トイレがよくわからなくて、
廊下が腐るまで垂れ流しだった方もおられたとのこと。
そういった方も改善されている等の話もお聞きしました。
そして家族の方も、目の下にクマを作っていっぱいいっぱいだった方も、
認知を持った方が入所されて以後、表情が明るくなり、
優しく接することができるようになられた方もおられるそうです。
家でやっていたようなこと(お料理やお洗濯、入浴等)を横で見守りながらやっていただくので、
怪我はします、それをご家族も了解した上で入っていただきます、とのこと。
気になるお値段は?
介護保険の自己分担額が1割、2割で変わってくるけれど、
月に18万くらい、それに医療費、おむつ代、食費は別。
う~~ん、年金だけではダメだなあ。
最後の看取りについて、「場合によっては退所していただくこともあり」
お金を支払う力があっても終身とというわけではなさそうです。
施設長さんが言われるには、特養のお申込をしておいて、
そこが空くのを待つ間の中間施設的な使い方もある、とのこと。
小規模多機能型居宅介護とは?
認知症の方が対象。
基本は自宅で生活。
月いくらと定額のお金を払って、デイサービスやショートステイを好きなだけ利用。
定員があるそうです。
お迎え等はしてもらえます。食費と宿泊料は別料金。
今日はお二人の方がおられました。
こちらも医療費おむつ代等は別料金。
私たちの終活、なかなか難しい。
もっといろいろな施設の見学もしてみたいですね。
訂正あり グループホームの18万に食費が入ってました!