花、着物、時々ハンドメイド

ゆったりスローライフをめざしています
ぷららのblogが閉鎖されたので
2014年3月にお引っ越ししてきました

京の冬の旅 非公開文化財特別公開~金戒光明寺から知恩院

2017-02-08 16:24:14 | 京の冬の旅2017

耳鼻科受診の後、金戒光明寺と知恩院へ。


金戒光明寺(黒谷さん)は、中に入るのは初めて。
法然さんが最初に草庵を作った地だそうです。。
法然さんが比叡山から出て、このお山の上にあった岩の上でお念仏を唱えたら

紫の雲がたなびき、光が差してきた。

それにちなんで紫雲山光明寺、

後に天皇から金戒という文字をいただいて

紫雲山金戒光明寺となったとのこと。
幕末に京都所司代がおかれて、新選組ができた場所と言ってもよいとのこと。

最初に入ったお堂には中山文殊(シシに乗った文殊菩薩、空を飛んでいるようすを表したものだとか)、

吉備真備が作った(?)千手観音様、どちらもいいお顔。

間近までいけるように順路が設定されていました。

実は黒谷さん、火事で焼失、今のお堂は昭和19年に再建されたもの。

あの時代にすごいなあ。

とにかく大きい。ご本山クラスのお寺はみんな巨大なんですね。

新島八重さんの写真も飾られていました。

昭和3年に元会津藩士が集まっての集合写真

かなり拡大してプリントしたものが展示されていました。

 

トラの襖絵がおもしろかったですよ。

四枚のふすまに書かれたトラの絵、「何頭に見えますか」

四頭のようなのだけれど頭は三頭分。

端っこのふすま分けると・・・。あとはご自分で・・・。

 

ここにも伊藤若冲の絵がありました。

 

京都所司代だった松平容保(まつだいらかたもり)の書、

新島八重の書なども展示されていて、

私としては、とってもすてきな字だと思いました。

お庭に下りて歩くことができました。

白砂部分は入らないように言われました。

 

四阿が見えます。

お庭の一部は、テレビの企画?で作られたところもあるようです。

四阿の後ろにあった掲示板。

石の配置がお花模様等になっていたり、何かと楽しい。

四阿から見下ろしたお庭。

下りてきたらししおどしが。

ここにもお茶室があるようです。

 

御影堂をあとに、塔頭寺院の西翁院へ。

お茶室の縁側から、大文字の舟と左大文字がくっきりと見えました。

こちら西翁院の見所説明は学生ガイドの方です。

お茶室から淀を見ることができたとのことで「淀看席(よどみのせき)」。

京都タワーの左に淀方面、あべのハルカスも見えるかも?

参加者のひとりがあそこにボ~ッと見えるものがそうかな?

とおっしゃって、みんなでそうしておきましょうということになりました。

黒谷さんはかなり高いところにあるので、将軍塚の青龍殿もよく見えました。

たぶんこれ。

次は知恩院。

こちらもド~ンと大きなところ。

奈良の南円堂とよく似たお堂。

御影堂が修復工事中。

鉄骨組んで壁や屋根を作っての工事。

阿弥陀堂から入ったらその外壁と御影堂のあいだを通って大方丈へ行くルートをとることができました。

工事の見学のような・・・。

なかなか興味深かったです。写真は自粛。

とちゅう、法事が行われているところを通過。

ふだん法要をしていた御影堂が今使えないので

集会室(法然上人御堂)を広くして対応しているとのこと。

廊下は歩くとキュッキュッと音がします。ウグイス張り。

大方丈、小方丈と見学。

襖絵、抜け雀、猫の目がどこにいてもこちらを向いているように見える・・・。

豪華な室内でした。

こちらのお庭の入り口。

石に木が接がれています。どういう意味なんでしょう?

建物沿いにお庭を歩きました。中で解説されている声が聞こえます。

 

 

スタンプラリーがたまったので。和順会館でお茶して帰りました。

道沿いにロウバイが咲いていて本当にろう細工のようです。


今日は八千歩くらい。

金戒光明寺でもう少し奥まで行ったらよかったかしら?