バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

月曜日、私を待っていたもの

2011年01月17日 | お仕事

今日は見事にノックアウトされた。


今日から新しくうちの職場で働くアイちゃん(元は海外支店にいた)を迎えるべく、
まずはブレックファーストでおもてなししましょうということで
今朝はいきなり楽しいFood Day。

FoodDayが朝食なのって私は好きだ。

職場に各々が担当する朝食を抱え、続々と出勤してくる同僚たち。

月曜日ってなんか気が重いから、
こういう楽しいスタートって良い感じ、良い感じ。




の、はずだったのに。




出勤してきた私を待っていたのは、マリーのこの一言だった。


『おはよう、ケイエス。あのね、システムがダウンしてるわよ。
誰もサインインできないの。あなた、いきなり忙しくなりそうね。
とりあえず、ハッピーマンデー!』



何がどうハッピーなマンデーなのか。


いきなり崖から落とされたような気分で私はコンピュータールームへと歩く。
足取りが重い。


私はこの「システムプロブレム」が大嫌いだ。


私のする仕事に自信がないわけではないが、
こういうことがあると必ず

What did I do...

って思う。

システムの仕事に就いてる人ならわかるかと思うが、
システム系のエラーと言うものは、仕事の肝心要なところに過大な滞りを引き起こす。

顧客の名前のスペルを間違うとか、
保険内容の基準を間違うとか、
送らなければならなかった書類を送っていないとか、

そういうエラーとは比べ物にならないほどの、切羽詰ったものがあると思う。

なんといっても、今すぐなんとかしないと
ビジネスが成り立たないのである。

Time is Money だからね。



メインコンピューターにはエラーのまま、
作動が出来なくなった画面が私を待っていた。

今まで見たことがないタイプのエラーで、もうそのまま荷物も持たずに家に帰ろうかなと思った。

それぐらい復旧に時間がかかるだろうということが、手に取るようにわかったから。


とりあえず理解できる程度で何があったのかを探してみる。

コンピューター用語というものは、はっきりいって外国語である。
いつも耳に、口にしている言葉ははっきりとわかるが、
今まで聞いたことも、見たこともない語彙に出会うと、その瞬間

ブラックホールに吸いこまれる様

であり、一瞬にして頭の中が空白、唖然なのである。



今までの経験と感を利用して画面を追っていくうちに
少し気分が楽になった。

なぜならば、そのシステムエラーは私が起こしたものではないと確信したからだった。

その瞬間、失っていた自信が帰ってきた。


物事は考えようで、プラスにもネガティブにもなるものだ。


かくして、システムアップの復旧まで2時間を要したが、
無事にシステムは元通りになり、職場へ戻ると拍手までしてもらった。


午後からは、そのシステムエラーの原因が何だったのかをリサーチし、
ハードドライブに原因があることがわかり、
そのソフトウェアを管理する会社に電話して、明日にもシステムアップデートできる予定にもなった。


帰宅するころ私は、身も心もよれよれ


そんな疲れた私を待っていたもの。

それは、前日用意しておいたチキンカチトリ


またスロークッカーを使ったんよ。



底に玉ねぎのスライス(大量)をばら撒いて、
その上にチキン一羽をカットされたものを満遍なく置いていきます。

その上に赤、青ピーマンを散らして

マッシュルーム、白ワイン、トマトピューレー、塩コショウのミックスを
流し込みます。

朝7時のスタートまでは冷蔵庫で寝てもらいます。



朝7時にスイッチオンして、8時間後の姿は





あの巨大な鶏肉の塊、とくに胸肉がはたして完全に調理されているか不安だったが、




完璧。

スパゲティーの上に盛っていただきます。



そうそう。

鶏肉がどれぐらい柔らかいかというと、
ちょっとフォークを動かすだけで





骨が、するりと。


ご馳走さま~



<余談>

ここによくコメント残してくれるミミさんも実はスロークッカーの
ご愛用者でして、彼女は既にいろんなレシピを試されてるようです。
その中でも『豚足の煮込み』なんですが、これは私も先でチャレンジしてみたい一品です。

ただ、調理されていない『足』を目の前にするのを考えただけでスリリング。





この足は調理してはいけません。 (ひ~)


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笑える画像。

ケイエス ↓






りんちゃんの彼氏が「あ、ケイエスさんがおるよ」と激写したそうです。
超肉食系の私にはぴったり。



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いつもありがとう。






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