秋になって、静かに紅葉も始まった。
土曜日はちょっと早起きして車をぶっ飛ばし、前から友人から進められていたバージニアサファリパークへ行ってきた。
サファリパークと言えば、日本では山口県の秋吉台サファリランドへ行ったきり。
アメリカに来てからサファリなんて初めてである。
天気は良かったけど、山の方にあるだけなんとなく風が冷たい。
真っ黒なお猿さん(Spider Monkey)もこんなふうに
固まってしまうほど。
ハニバニが「エサあるよ」とエサのバケツをがさがさと振ると顔を上げ
そして節分の豆まきみたいにエサをばら撒くと、のそのそと起き上がってエサを拾いに起き上がる。
本当に手足が蜘蛛みたいに長かった。
このお猿さんは寒くなかったらしい。
小鳥の折の中に入るとインコの大群がやっぱり暖を求めて固まってた。
Big Catのテリトリーに行くと、トラもチーターも、太陽の下で伸びてた。
やっぱり所詮は猫なんである。
さて、友人からは「パーク内は自家用車ではなく、トレーラーに乗るべし!」と言われていたので、
早速チケットを購入し、トレーラーに乗り込む。同じトレーラーには30人ぐらいが同乗した。
ゲートが開いて中に入るとそこはもう放し飼いの動物パラダイス。
入るなり、観客は大騒ぎっつーか、大歓声!
いきなりテンションが上がる。
『トレーラーに乗るべし』という友人の言葉は実は忠告であり、この角の大きさを見てもわかるように
角の大きさに少しひるむハニバニ
車に何らかのダメージが起こることがあるからなのだそうだ。うん。頷ける。
おとなしいのは群れから離れて草を食べてたりする。
ハニバニが気に入ったエミュにエサをあげようと、手を伸ばす。
だけど横からすかさず大きいのがやってきて
エミュがっかり。
てか、牛の頭に乗っかってるの何?(でも顔が妙にカワゆい♪)
そしてラクダもやって来た。
オバチャンが手の平でラクダの頭をわしわし撫でてるんだけど、これ、私もやった。
思わず抱きついて離れたくないような気分に陥った。
なぜならラクダって、毛がものすごく柔らかくてとにかく暖かい!!!
あれは実際触った人でないとわかるまい。
ラクダのパッチというヒートテックな下着があるが、まさにその通り。
あの感触はちょっと忘れ難い。
素晴らしい手触りでございました。
ところでシマウマの群れにはエサは上げられないので、素通り。
理由はシマウマはアグレッシブなので危ないからということだったのだけど、
物欲しげに追いかけてくるとなんだか後ろ髪を引かれる思いだ。なんだかちょっと不公平かもと思ってしまう。
さて、今度はバッファロー。
とにかくデカい。
デカい。
デカい~~~~~~~!!!
だけどデカいわりには気性はなんだかおっとりしていてこのギャップがなかなか良い。
車は進んで、少し森の中へ。
やたら角がカッコいい鹿がいる。
まるで男性ファッション誌『GQマガジン』の表紙モデルのようである。
カッコいいから来てくれないかなと思ったら来てくれた。
あんなに大きな角でも触られると感触があるらしく、角をブンブン振って拒否された。
ちょっと離れたところにラマの赤ちゃん。
なんて可愛いんだろう。
ゲートから出て、そこからは歩いて動物に触れられる敷地になる。
キリンにも触れることができた。
ものすごく接近してくれるので可愛い。
キリンは美形だなー。
孔雀が気ままに歩いてた。広島の安佐動物公園では孔雀なんてしっかり折の中にいたなー。
そしてちょっと歩いていくとカンガルーがいた。
こっちを見るやつと、寝そべってお腹掻いてるやつ。
カンガルーって顔が面白いのでしばらく眺めていたら、その二匹
ボクシングを始めて、面白くて笑って見ていたら、急に試合終了。
痒いらしいです。ひたすら掻いてた。
カンガルーの子供もいたんだけど、
めっちゃ可愛かった!!!
暖かくて、柔らかくて、感触はまるで猫そのものだったよ。
立ち上がるときに、自分のしっぽで体重を支えてて、ああやっぱりカンガルーなんだなと実感。
出口にヒッジホッグ(ハリネズミの一種)が飼育員さんの手の中にいた。
寒いのか、すぐにコロンと丸くなっちゃう。
こういう灰色の虫、いたなー(笑)。
敷地の大きなサファリで、あんなにも動物に大接近できて
少し長いドライブだったけど、来た甲斐があった~~~~♪
良いストレス解消になりました。
帰りの車の中でハニバニと、
『ここにほのちゃん(姪)連れて来たら絶対に悲鳴あげて泣きながら『おうちに帰る!!』って
言うだろうね。刺激が強すぎかなあ。』と、不謹慎にもゲラゲラ笑ってしまったのだった。
さあ、今週も仕事がんばろっと。
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ストレス解消にはやっぱり動物に触れることなのかなあ。
やっぱり生活の中に猫がいるって得かも知れない。
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いつもありがとう。