バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

覆水を盆に返す

2018年08月21日 | アメリカ生活
あのね、最近本当によく考えることがあって、

それがなんかあまりにも深すぎて哲学みたいだから、ここで話してちょっとおちゃらけたい。

じゃないと重くて考えるのがしんどくなるから。



覆水盆に返らずっていう言葉は誰でもきいたことがあるはず。

英悟では It's no use crying over split milk.(こぼれたミルクを嘆いてもしょうがない)


この二つの諺の意味は『済んだことを悔やんでも仕方ない』『後悔先に立たず』みんな知ってるよね。



何か物事が(悪い方へ)起こってしまい、後になってああすれば良かった、こうすれば良かったって思った経験、誰にだってあると思う。

特に愛する家族が、親友が、ペットが他界してしまった場合にこう思うことがとてもあるように思う。

「あの時ああしてあげていたら。時間を戻すことができたらきっとああしていたのに。」

でね。

もしも。

もしもの話。

もしも、本当に神様なるものが存在して、あなたのその思いを叶えてくれたとしたらどうします?



ただ私が考えるのはここから。

もしも今、この生きてる状態が、私があの時「あのときああしていたら」と願った空間だったら。

もしかすると、願いはみんなに平等に叶うもので、ただしそれに気づくか気づかないかの差だったら。



例えばの話。

早朝。

深く眠っていたところに、いつものようにフリちゃんが「遊ぼう」とか「お腹空いた」とかで顔をパシパシ叩きにくる。

まだ眠っていたいたいし、面倒くさいわでフリちゃんを振り払うとする。

ここなのだ。私が思うのは。





願わくばずっと先の話、フリちゃんが旅立つとする。

そのときに私は絶対に「もっとかまってやれば良かった。」とか「もっとずっとそばにいたかったのに。」

そしてあの楽しかったころに戻れたらって思って涙するだろう。

もし、その願った瞬間が今だったら。

もちろん願った瞬間の記憶はないと思うが、願った奇跡がそこに確実にあるわけだ。

嬉しくて思わずハグせずにはおれんよ。まじ。



言いよることわかるかなあ。

ちょっと支離滅裂かも。

酔ってないよ(お酒飲まんし)。



なんかね、私最近仕事が忙しくて、いろんなプロジェクトに関わっていて険悪なムードの会議とかあるわけよ。

で、変なところでアメリカナイズドされてしまっているから自分の主張は絶対に言い切るタイプでね。

たまにすごくキツい口調になることもあって。

そういうときに考えるのがこういうこと。

先で、なんかあって「あのときもっと優しくしてあげれば良かったのに」ってすごく後悔したとして

今がある。や、今がもう一度あるっていう感じ。

やり直しができるだから、もう後悔はしたくない。

そう思うと、不思議と落ち着いて話せたりするんだよね。

考えようだねーとも思うけど。

つい熱くなったりしたら、必ず後で「先ほどはアドバイスをありがとう」と言うようにしている。

「さっきはごめんね」よりも効果的。

謝ると、相手には私がキツく言ってその人が萎えてしまう場面がリピートされるけど

感謝されると相手にはその人が私に何か良いことをしたと思われて逆に嬉しいみたい。

誰だって感謝されることが大好きだしね。



ハニバニとケンカになりそうな会話の気配がすると、

ずっと先の未来で私が悔やんだ会話になるのかも、そして願ったセカンドチャンスがここにあるのかも

と思ったらなんか吠える(吠えるて...)気も失せたり。




いや、本当に物は考えよう。

私も大人になったもんだ。




今日も朝一番からため息出る程の重いメールがあってね、ほぼ一日中引きずりそうだったから

ちょっと休憩にしようと、前に母から送ってもらった日本のお手軽ドリップ式のコーヒーを煎れたんだけど





お湯がステンレス製のカップに落ちるときにね、♬ジョロジョロジョロロ~~♬と、何とも面白い

フリちゃんがフリトイレでオシッコする音みたいな感じで、それがストレス気味な脳裏で踊り始めて

なんか吹き出したww

完全にアブナいアジアン。



毎日が奇跡って、本当に思うよ。
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