バージニア労働者

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今年も救急車に乗る

2024年12月25日 | ALL ABOUT JAPAN

とにかくびっくりしたのです。


その日は朝から普通に過ごしていて、昼から買い物に行ってフードコートで楽しくランチしたのです。





夜も普通に晩ご飯を食べました。





夕食後、いとこのお姉さんが家に寄ってくれて、一緒にデザートを食べておしゃべりして。


彼女が帰った直後でした。母がめまいを訴えたのは。


実は母には良性発作性頭位めまい症という症状がたまに起こります。


耳の中の耳石が動いてめまいが起る症状ですね。


だけどその夜はちょっと症状が重い感じだったし、母は高血圧持ちで、その時血圧を測るととても高く
医者ではない私たちが「大丈夫だろ」と判断するにはリスクがありすぎる気がしました。


一番近くの病院に救急で連れて行ってもいいか電話をして症状を伝えました。


でも、脳のレントゲンが撮れる救急病院ならここではないとあっさり言われました。


もうそれなら迷う時間がもったいなく、救急車を呼ぶことにしました。


救急隊員が来るまでに私は母に頭痛がないか、心拍数が上がっていないか、気持ち悪くないか、
ちゃんと話せるか、腕が動かせるか、顔の半分が下がってないか、眼振はないかなど確かめました。


脳梗塞や脳卒中など、最悪のケースを見定める、素人でもできる見分け方をチェックしていたのです。


以前なんとなくYouTubeで知った無駄な知恵が、無駄ではなかったなと思えた瞬間でした。


救急車はすぐに到着し、私が母と一緒に乗り、父が車で追いかけるということにしました。


母には意識はちゃんとあったので、私も落ち着いていて母の手をさすり続けました。


乗った救急車の中でぼんやり思ったのが、「今年は母と救急車か」ということでした。


去年はハニバニと救急車に乗ったのです。


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病院にはあっという間に到着し、すぐに医者にも診てもらえました。


そこの医者も私と同じような質問を母にしていて、
眼振を調べたときに母の目が左右に動いているのを確認しました。


それを見たときすぐに今回も良性発作性頭位めまい症だと思いました。


念のために脳のMRIを撮ってもらい、結果を聞いたところでそれが確実なものになりました。


脳には全く異常はなかったのです。安心しました。


でもめまいの状態が酷かったので、とりあえず入院ということになりました。


医者の話だと、入院は人によっては1日、または1ヶ月の人も。


父と一緒に看護師さんと入院手続きをして、母と手短かに会話をしてから父と私は家に戻りました。


家に戻ると午前一時を過ぎていました。


入院のため必要な、最低限の身の回り品を次の朝持って行けるように準備しました。


それが終わると、二人とも疲れがどっと押し寄せてヨレヨレでした。


あんなに疲れていたのに、しっかり眠ることはできませんでした。





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