バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

オイルに賭けてみた

2008年05月29日 | アメリカ生活
世界的に物価が上昇している。

アメリカのニュースでも物価上昇の関連ニュースは
ほぼ毎日取り上げられているが、事ガソリンに関しては
どこのニュースでも、全国の平均の値段、州での平均の値段が
必ず報じられるようになった。

とにかくガソリンの値段の高騰がすごい。
まるで打ち上げられたロケットのごとく、ぐんぐんと上がってゆく。

今日ガスステーションで給油をしたのだが、1ガロン$3.85だった。
先週は$3.70だったのに。



 37ドル90セント也


人によってはすでに4ドル以上払い始めてる人もいるだろう。

もし私が高級車を乗り回していたなら、ガソリンはプレミアム(ハイオクだよね)
でなければいけないので、すでに1ガロン$4.15払ってたということだ。


さてさて、私とハニバニはある賭けをしている。

9月の最初の月曜日(レイバーデーの祝日)までに私たちが日ごろ
利用するガスステーション(Wawa)のガソリンが4ドルを越すか
越さないか...。

この賭けは確か4月ごろに成立したと思う。

ガソリン1ガロン、4ドル。

そんなのありえね~!

と、私は「超えない」に賭けた。
ハニバニは「絶対に超えてる」に賭けた。

何を賭けてるかというと、

負けたら勝った人の車のガソリン代1回分を全額支払う

ちなみに私の車はHondaのAccordで、彼の車はToyota 4Runner(SUV、つまり四駆)だ。

彼が勝って私が負けると、私が払う金額のが、私が勝って彼が負けたときの
金額よりもずぅぅぅぅっと高い。
不公平だ。

しかし!

賭けを始めたころの私は「ありえね~!」って強気だったもんだから
自分が不利になるなんて想像できようか。
まさか、実際にガソリンの値段がこんなにも早く高騰するなんて
思ってもいなかったのだ。

世間知らず...それはケイエス(ぶっ!)。

この賭け事は、職場でも伝えられていた。

ある日、職場のクリスタルがまじな顔をして私のデスクまでやって来て
こう言った。

「ケイエス、あのね、私ケイエスが負けるに決まってると思うの。」

...そんなことを言いにデスクまでやって来たんかい!

「でね、どうせそうなら、さっさと敗北宣言しちゃいなよ。」

...お黙り、クリスタル。


この賭けは、ガソリンが4ドルを超えた時点でゲームオーバーとなる。

ハニバニはすでに勝利宣言を勝手に出していて、
「タンク、もうすぐ空にしとくからね。」だと。

いや、まだまだ先のことはわからない。

自分に負けた時が勝負の終わりだと信じている私は
まだ白旗は挙げない。

オバマ vs ヒラリー のような激戦が、我が家でも繰り広げられている。




***余談***
ちなみに1ガロンとはおよそ1リットルの4倍なので、
4ドルになったとしても、日本のガソリンに比べるとまだまだ安いということになる。
日本は本当に高いねー。

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