バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

猫のいない快適な生活

2021年09月08日 | 猫の話
今日、ハニバニとウォーキングしながら
猫がいない生活がどんなに快適か
いろいろ挙げてみた。


真夜中早朝、起こされない!

家の中に抜け毛が舞ってない!

衣類に抜け毛が付いてない!

爪切りやシャンプーの時期を気にしなくて良い!

時間を忘れて外出できる!

旅行中、ちゃんと食べてるかなとか心配無用!

ベッドの広い部分を占領されない!

よって、縮こまらないでいいから体痛くない!

祝日や時間外に救急病院に駆け込む心配ない!

早食いからのゲロ吐き散らかし逃げの心配ない!

人間のよりも臭うNo2の臭いが部屋に漂ってない!

猫アレルギーで鼻が詰まらない!

何と言っても最後のお別れしなくて良い!




こんなに沢山、猫のいない快適な生活を挙げながら
結局ふたりは黙ってしまった。


そんな快適な生活と引き換えに
フリちゃんを取り戻せるなら
迷うことなく彼女を取り戻すねー


という結論に達する。


私たちは一体何をしとるのだ?と言いながら、
少し笑う。


彼女が旅立って今日で一週間。


一週間前の今、私たちは泣いてたけど
それから一週間後の今、少し笑えるようになったよ。





未公開のブラッシングの写真。
フリちゃん、これでゴシゴシされるの好きでね。





この時も抜け毛がフワフワ、空中に飛んでました:)








コメント (2)

『僕が傍にいるから...』

2021年09月07日 | 猫の話
私が大好きな曲のおすそ分けです。


『僕が傍にいるから...』歌:今井優子




いつか虹の橋で会いましょう:)


そう信じて、頑張るね。





べっ


.



コメント (2)

その後の飼い主

2021年09月06日 | 猫の話
なんだかとても久しぶりなような気がします。
皆さん、お元気ですか?
先日は沢山の温かいメッセージを頂きました。
心から、ありがとう。
ブログやってて良かったって思いました:)


あの日の夕方、フリちゃんをお世話になった獣医へ連れて行きました。

そこの獣医が彼女を保管してくれて、火葬の手配をしてくれるからです。


家に帰ってきてからは彼女の使っていたフードボウル、
爪とぎ、おもちゃ、それから彼女が最後までいたバスルームの簡易ベッド、全てが目に飛び込んできて
しばらくはハニバニと泣いていました。


次の日の私の顔が酷いことになっていて、
私に似た違う人の顔になっていて、なんだかシュールでした。


そういえば、旅立つ数日前から彼女はもう固形のフードを口にしておらず、その結果ウンチもずっと
してませんでした。ハニバニがそれをすごく心配していたのだけど、彼女が息を引き取る数時間前に、
小さな小さなウンチをしてくれました。下痢ではなく、固形のウンチでした。


まるで、ずっと心配していたハニバニに、「心配ないよ。大丈夫だよ」と言っているみたいに。


どこまでも飼い主思いな良い子でした:)


号泣しているとハニバニが、
「彼女は天命を全うしたって考えても良いんじゃないかな。あんなに頑張ったんだよ」と言ってくれて、
そうか、そういう考え方をするのも悪くないなと思ったのです。


以前、私はブログでこんなことを記事にしました。

OGPイメージ

覆水を盆に返す - バージニア労働者

あのね、最近本当によく考えることがあって、それがなんかあまりにも深すぎて哲学みたいだから、ここで話してちょっとおちゃらけたい。じゃないと重く...

覆水を盆に返す - バージニア労働者

 


もしかしたら彼女はもっと前に旅立っていたのかも知れなくて、その時に私はきっと『時間を少しだけ
戻せたら』って嘆願したのかも知れない。


彼女がくれた最後の一ヶ月がそれだったのかも知れないと、今ぼんやりそう思います。


**********************


未開封のフードと未使用の猫砂は、獣医が引き取ってくれるのでそこに持って行きます。


その未開封のフード、
彼女が全く食べなくなってからも二人でどうしたら彼女が食べる気を起こしてくれるか模索していて
私はほぼ諦めていた感じだったけど、ハニバニが「これはきっと美味しいよ」「きっと喜ぶよ」と
楽しそうに色々買うのを見ながらそれを引き留めることが出来ませんでした。


結局食べてもらえなかったけど。


猫砂ボックスや、簡易ベッドは片付けましたが、
爪とぎとフードボウルは同じ場所にまだ置いています。


窓際のベンチもそのままで、
毎朝新鮮なお水をあのガラスの器に入れて朝日が当たるところに置いています。


今までと全く同じ風景の中に、彼女だけいないのが非常に残念。


そういえばこないだ久しぶりに、駅のホームの酔っ払いリスが遊びに来ました。



ハロー久しぶり。




今まで通り、窓をバシバシ叩いて
エサが空になっているのを知らせてくれました。


毎日、新しい日は巡ってくるんですね。








コメント (8)

フリちゃんへ

2021年09月04日 | 猫の話
大好きなフリちゃんへ


フリちゃんが旅立って急に涼しくなったよ。
まるでフリちゃんが夏を一緒に連れてったみたい。


ハニバニが、あの子は寒いのが嫌いだから
飛んでく時に夏を掴んで持ってったんじゃないかって言ってたよ。


フリちゃんが旅立って、
家の中がすごく静かになっちゃった。


16年と4カ月。


今思えばあっという間だったよね。


フリちゃんがうちにやって来たのが16年前の夏。





豆みたいに小さくて、可愛かったなぁ。





どこで寝たいのかわからなかったから、適当に毛布を敷いておいたらそこで一晩一人で寝てたね。
その次の日からは一緒にベッドで寝始めたんだよね。
家族の始まりでした。





フリちゃんは丈夫でなんでも食べて、どんどん大きくなりました。



優しい二等辺三角形みたいね:)


あっという間にミディよりも大きくなっちゃって。


一度お口の中に怪我したぐらいで
他に大きな怪我も病気もなく育ったよね。





あれから楽しかった時間は流れて、
いつの間にか若かったフリちゃんは私たちの年齢を超えてしまった。








そんなに急いで年を取らなくてもよかったのに。





フリちゃんが旅立ってからハニバニがね、
めっちゃ明るいんだよ。


なんだろ。
空元気なんだろうなって思ってたんだけどね、
あれはすっかり気力をなくした私を励まそうと必死になってるんだって気がついたよ。


ハニバニが静かにベッドに横たわっている時
彼も泣いててね





フリちゃんはハニバニが寝る時は
ほとんど横でくっついていたもんね。


『フリスキーは体温が高くて暑い!』といって、フリちゃんのことを「エンジンさん」と呼んでいたけど
私がフリちゃんの温かさが大好きだったように、ハニバニもきっと大好きだったのね。







寂しくて辛いのは、ハニバニも同じ。
私も彼を励ましてあげないとね。



そういえばフリちゃんが旅立った夜、
今更気が付いたことがあるんだよ。


フリちゃんが空が大好きだった理由。





フリちゃんの名前の中に空『SKY』があるね。


FRISKY


どうりで好きだったわけだ。










フリちゃんが大好きだった窓辺に
今日も朝日が差してて、気持ち良さそうなの。





朝日を浴びるフリちゃんは綺麗だったよ。


その窓辺にね、今でもフリちゃんが好きだった暖かいお水を置いているから、いつでも好きな時に
こっそり飲みにおいで。





フリちゃんはそこにいなくなったけど、
ハニバニがその窓辺を見て笑ってた。
「フリスキーがきっと喜ぶね」って。


そういえばミディにはもう会えたかな?
フリちゃん、ミディが大好きだったもんね。





ミディと一緒にフリちゃんのそっくりさんがいると思うけど。それがペプシだよ。



ペプシ

フリちゃんよりも少し大きいかな。
きっと仲良くなれると思う。
うちで育った子はみんな性格が良いのです:)
私たち飼い主は、本当にラッキーだったなぁ。


あ、忘れないうちにこれを言っておくね。


16年前、
フリちゃんをブリーダーさん家から連れて帰る時にね
それまで寝てたフリちゃんのお母さんが急に起き上がって、うちらの後を鳴いて追いかけてきたんだよ。


「私の子供をどこに連れてくの?」


みたいな、そういう不安な顔してた。
その顔を見た時にね、私ものすごく申し訳なく思ったけどその瞬間に、フリちゃんを責任持って必ず
大切に幸せに育てますからどうか心配しないでねって約束したのよ。








フリちゃんが旅立った時、
お母さんとの約束を果たすことができたんだなって
フリちゃんの安らかな顔を見てたら、そう思えた。
もう涙が止まらなかったよ。


ずっと寂しくてまだ泣いちゃうけど、
フリちゃんの残してくれた沢山の思い出を胸に
私もハニバニも、もう前を向いて歩くね。


いずれまた虹の橋で会いましょう。


フリちゃん、ありがとう。
そして、お疲れ様。
私たちはこれからもずっと家族だからね。


またね、フリちゃん。







.
コメント (9)

ずっと一緒にいよう(ご報告)

2021年09月01日 | 猫の話
このところ毎日、あんなに空を見ていたのは









いつ旅立とうかなって計画してたのに
泣き虫な飼い主が引き留めてばかりで
どうしよっかな、なんて思ってたんかな。


今日の午後、フリちゃんは静かに永眠しました。
16歳と4カ月でした。


7月の終わり、残された日々を思い切り楽しもうと決心してからまるまる一ヶ月後でしたね。


これまで体がしんどくて疲れていたからか、
本当に安らかな顔して、寝てるみたいでした。


揺すったら目を覚ますんじゃないかってほど。





これがフリちゃんの最後の写真になっちゃいました。
先日撮った写真です。


普通ならウォーキングに出かけてた時間だったのに、今日は朝から大雨が降っていたのです。


だから二人とも家にいて、
ちゃんと彼女を見送ることができました。


大の大人二人がボロボロ泣きながら、
沢山の愛と感謝の言葉を伝えました。


それからこれからもずっと一緒にいようね、と。


それまで竜巻注意報も出てたほどひどい豪雨だったのに、一時間ほどぴたりと止んで青い空が広がって
泣いていた私も思わず空を見上げたほどです。







翼を得たフリちゃんは、
気持ち良く飛んでいけたと思います。


一時間たった後、またひどい豪雨になったので、
本当に翼が濡れないうちに飛んでったんだなーって思いました。


今日はさすがにブログは更新できないなと思ったのに
今、少しずつ平常心を取り戻しつつあることと、
これまでたくさんの方が私やハニバニと一緒になってフリちゃんを見守っていてくださったことを思うと
簡単でもいいから何かお礼の言葉をお伝えしたいなと思って、お知らせすることにしました。


どうか悲しまないで下さいね。


フリちゃん、すごくえらかったんですよ。


体がしんどいのに、最後まで鳴き叫びもせず
抱き上げようとする飼い主を攻撃もせず、
なんと言ってもフラフラになりながらも最後の最後まで自力でトイレにも行ってたんですよ。


フリちゃん、本当に良い子だったんです。


最後まで頑張った彼女を褒めてあげて下さいね:)


皆さんの沢山の心のサポート、
ありがとうございました。


ケイエス&ハニバニ


.





コメント (26)