つくば植物園の池のほとりで咲いています。山吹のすぐそばにあり、比較しやすいようにしてあります。説明板によれば、この植物は絶滅危惧種IB類(EN)に指定されて保護されています。中国・朝鮮半島・日本の限られた地域に分布しており、自生地では絶滅が危惧されているようです。説明板によれば、学名は「Rhodotypos scandens」、バラ科の落葉低木です。花びらは4弁であり、普通の山吹が5弁であるのと異なります。葉は山吹と似ています。写真は4月18日に撮影しました。
自宅の庭に植えています。余り世話をしないのに毎年美しい八重の花を見せてくれます。独特の山吹色が薄緑の葉に映えてとても美しいですね。八重咲きのこの花は古来好まれて庭植えなどにされてきているそうです。写真は4月22日に撮影しました。
つくば植物園の池のほとりで緑色の葉に黄色い花がしなやかな枝にいっぱい付いて風に揺れています。一説によると、山に吹く風に花がいっぱい付いて枝が揺れる様を表現して「山吹」と呼ばれるようになったとか。我が国では、北海道から九州までの広い地域に分布していますので、おなじみの花です。写真は一重咲きの花です。説明板によれば、「Kerria japonica」、バラ科、ヤマブキ属の落葉低木です。写真は4月15日に撮影しました。
自宅の花壇で咲きました。園芸店で購入して地植えにしていたらどんどん大きくなって50cmくらいになって比較的大きな真紅の花(直径6cmくらい)を咲かせてくれます。寒さにも強いのでしょうか、冬場も葉をつけています。写真のように花は肉厚で、ボリューム感があります。ツツジ科ツツジ属の常緑低木です。中国や日本のツツジをヨーロッパで品種改良されたもので、西洋ツツジとも呼ばれるようです。写真は4月25日に撮影しました。
つくば植物園の低木林の一角で咲いていました。独特の朱橙色の花で、鮮やかです。我が国では、北海道南部から九州に至る広い地域に分布しています。美しい花ですが、有毒植物で、野山にあるこの植物は殆どの動物も食べないことから、群生していることが多いとか。美しいものには・・ですか。説明板によれば、「Rhododendron japonicum」、ツツジ科ツツジ属の落葉低木です。写真は4月26日に撮影しました。
つくば植物園の中央広場の池のほとりで咲き始めていました。純白の花で直径は4cmくらいあり見事です。説明板によれば、「Rhododendron×mucronatum」、ツツジ科で、暖かいところではほぼ通年葉をつけている半常緑低木のようです。図鑑によれば、キシツツジとモチツツジの交配種だとか。それにしても清純で華やかな感じがします。写真は4月18日に撮影しました。
つくば植物園で今年もきれいに花を咲かせていました。ツツジの園芸品種のようですが、朱紅色の糸のような花びらの先端に金をまぶしたように見える珍しいツツジです。説明板によれば、「Rhododendron kaempferi 'kinshibe’」です。写真は4月26日に撮影しました。