霞ヶ浦公園で咲いていました。前掲のトチノキとの比較で掲載しましたので、比較しながらご覧ください。花の形状はよく似ていますが、花の色が名前の通り、鮮やかな紅色をしています。花は咲き始めのころ葉、やや黄色みがあり、徐々に色を変えて紅色になります。トチノキとマロニエ(西洋トチノキ)の交配によって作られた園芸種だそうです。写真は5月6日に撮影しました。
霞ヶ浦総合公園で咲いていました。大きな樹の枝先に房状のクリーム色の花序を形成し、遠くからも見えます。北海道南部から九州にかけての広い地域に分布する落葉高木で、花は枝の先端に咲いています。秋になると赤茶色の堅い殻をもつ実がなります。この実は、灰汁抜きをして栃餅などにして食べられています。写真は5月15日に撮影しました。
つくば植物園で赤い独特の実をつけています。樹高は1mくらいで実は徐々に黒紫色に熟していきますが、これが猛毒を持つことからこの和名のようです。日本三大毒草(ドクウツギ、ドクゼリ、トリカブト)にも選ばれるほどですから、あまり近寄りたくない植物ですね。説明板によれば、我が国の近畿地方以北の川岸や山地に分布し、「Coriaria japonica」、ドクウツギ科、ドクウツギ属の落葉低木です。写真は5月15日に撮影しました。
つくば植物園で今年もきれいな赤紫色の花を咲かせています。説明板によれば、長崎と大分の一部の岩場に分布するマメ科の落葉低木で、絶滅危惧IA類(CR)に指定されているそうです。楕円形の小さな葉の緑と赤紫の花の対比がとても美しく、見るだけで心癒されるような気がします。写真は5月15日に撮影しました。