つくば植物園の中で見つけました。一見シソの葉に似ていますが、草丈は30cmくらいで、茎の先端部に美しい淡紫色の花が咲いています。説明板によれば、絶滅危惧II類（VU）に指定されており、学名は「Ajuga ciliata var. villosior」、シソ科カイジンドウ属の多年草です。珍しい名前で、初めて見た花でした。和名は甲斐の国で咲く竜胆が訛って「カイジンドウ」になったとか。写真は5月9日に撮影しました。
つくば植物園の観察路わきで咲いていました。淡青紫色の花が茎から垂れるように咲いており可愛い感じがします。咲き始めは淡い紅紫色をしていますが、徐々に青色が強くなるように思います。説明板によれば、アジア西部、ヨーロッパ東部地域に分布し、「Symphytum asperum」、ムラサキ科の多年草で、根の部分は薬効（下痢）があると記されていました。写真は5月9日に撮影しました。
