つくば実験植物園で今年も咲き始めました。鮮やかな山吹色で、枯葉が溜まった地面からニョキッと顔を出して咲いています。ここ数日の暖かさで咲き始めたようです。説明によれば、フクジュカイ(福寿海)は、ミチノクフクジュソウとフクジュソウの雑種(3倍体)で、種子ができないとのことです。この花を見つけると、関東にも春が来た!と嬉しくなります。
つくば実験植物園のサバンナ温室で見かけました。ふわふわした白い球状の花で印象的です。説明によれば、オーストラリア西部、東南アジア地域に分布するフトモモ科の常緑高木です。オーストラリアでは、花の形が棒状のものもあるようです。現地では、11月ころに開花し、枝先から採取できるカユプテ(マレー語で白い木の意)油は、香料や薬用に使われるそうです。