寒い冬の時期に森の林床で静かに花(若芽)を咲かせているものの一つがこの植物です。落ち葉の下から芽を出して写真のような花を咲かせ、秋には胞子を飛散させます。つくば実験植物園の中でも数箇所フユノハナワラビやオオハナワラビが若芽を伸ばしております。ハナヤスリ科のシダ植物です。
つくば実験植物園の熱帯山地雨林温室の廊下でこの時期毎年展示されています。写真のようにとてもカラフルで美しいので、印象的です。説明によれば、熱帯アメリカ原産で、ヒガンバナ科の多年草です。種別はまだわからないようで、種別不明となっていました。