つくば実験植物園の食の植物の多様性の区画で撮影しました。前掲の粟・黍と比較してご覧ください。冷害などに強いことから東北地方で生産されてきました。他の穀物よりタンパク質と脂肪が多い食物と言われます。水稲が成長するのに先立って大きく伸びてコメの収穫量が減ることから、夏の暑い時期に草取りと称して、このヒエを抜いた記憶があります。写真は10月16日に撮影しました。
つくば実験植物園の食の植物の多様性の区画で撮影しました。前掲の粟と同様に五穀の一つです。イネ科の一年草で、粟とともに古代の主要な穀物であったと考えられています。近年の健康食ブームでこの黍も米穀に混ぜて五穀米(いろいろ説は有りますが、稲・麦・粟・稗or黍・大豆を言う場合も多いようです)として販売されています。実の色が淡い黄色をしていることが和名の由来とか。写真はまだ熟していない緑色の穂をしている9月16日に撮影しました。