つくば実験植物園で咲いていました。写真のようにごく小さい花です。図鑑によれば、関東地方以南の各地の路傍や林縁などに生育するようです。花が小さいので、気づかなかったかもしれませんが、初めて見ました。白い花のように見えるのは萼で、内側にある淡い黄色のような部分が花弁だそうです。写真は4月4日に撮影しました。
つくば実験植物園で4月4日になってやっと写真のように咲いてきました。今年からつくば実験植物園では、代表的な桜についてその特性などの説明が書かれるようになり、楽しみながら勉強させていただいております。ソメイヨシノについては、次のように述べられていました。『明治18年、上野公園でサクラ調査を行った藤野寄命によって見つけられ、染井あたりから来たと聞いたことから「染井吉野」と名付けられた。オオシマザクラとエドヒガンの雑種であることは分かっていますが、何時どのように誕生したのか不明とされている。』
つくば実験植物園で4月4日にキンキマメザクラが開花し始めました。昨年より遅い開花です。この桜は写真でお分かりだと思いますが、萼の部分が薄緑色をして下向きに花が咲きます。通常のマメザクラより花がやや大きいのも特徴です。