つくば実験植物園の小川のほとりで毎年咲いてくれます。山の草地や湿原で生育すると記されています。写真のように花茎が伸び上がりその先端に淡い紅紫色の直径2cmほどの花を付けます。別名は「吉備風露」です。長野県南部・東海地方・近畿・中国地方に分布しています。写真は9月8日に撮影しました。
つくば実験植物園の中央広場に雄株と雌株が植えられています。遠くから観ても青空に映えてとても美しく見えます。別名は「シロガネヨシ(白銀葭)」と呼ばれています。南アメリカのパンパスで生育するからこのように呼ばれていると思います。ニュージーランドやニューギニアにも分布しているようです。長く白い毛が生えて美しく見えるのが雌株で、雄株にはその毛はないとのこと。写真は9月8日に撮影しました。