茨城大学農学部の構内で、咲いていました。この品種は、マメザクラの交雑種で、秋から冬にかけてと春にも咲くことで知られています。秋から冬に咲く花は、数は多くありませんが、やや白色で、長く咲き続けます。春咲く花は、写真のように数が多くて、ややピンク色が濃く、冬より大きいように思います。写真は4月16日に撮影しました。
茨城大学農学部の構内で咲いていました。純白で5弁の大輪の花が特徴です。東京荒川堤に由来する桜と言われ、写真のように若葉は花とほぼ同時に出て来るので、落ち着いた感じに見えます。サトザクラ系の代表的な栽培品種の一つだそうです。写真は、4月16日、初夏のような暖かさで咲き始めたばかりでした。
美しい桜の一つです。緑色の若葉と八重の薄い桜色の花弁のバランスがとても美しい桜です。オシドリザクラとオオシマザクラの交配種と言われ、開花時期は、蕾のピンク色と開花した薄いピンク色の花を同時に観察できます。
近くの茨城大学農学部の構内で数多くの種類の桜が咲いています。今年もすでに数種類は掲示しましたが、引き続き各種の桜を紹介します。咲耶姫と記された美しい花を持つ桜です。ほんのり薄紅がかった花弁が妖艶です。
茨城大学農学部の農園近くの林の下で群生していました。蛇草とも呼ばれ、黒紫色の仏炎苞が不気味な感じです。この花は、昆虫を仏炎苞の中に誘引して受粉が行われますが、雌花は、虫の出口が小さいことから、十分に時間を賭けて受粉するように仕組まれているとか。写真でお解りでしょうが、仏炎苞の中央部から伸びた釣り糸のようなものが伸びています。これを浦島太郎の釣り糸に見立てての和名だそうです。名付けた人は、相当のロマンチストですね。この植物の赤い実は、有毒ですから気を付けましょう。写真は4月14日に撮影しました。
茨城大学農学部の研究梨園で見かけた「新興」と言う品種の花です。研究員の方によれば、枝の先端にある花は、摘み取って、枝を伸ばし果実に栄養がいきわたるようにするとか。花の受粉作業も地味ですが、果実が実ることを祈りながら楽しいものです・・。と話してくれました。熱い夏を過ぎる頃から実りの秋にかけて美味しい梨が実ることを願っています。写真は4月14日に撮影しました。
茨城大学農学部の梨園で研究栽培されている「ツーリー(慈梨)」と言う品種の中国梨の一つです。図鑑を観ると、中国東北部原産で、洋ナシのような形をしています。蕾が赤みがかっており、開花とともに花弁は白くなってくるようです。写真は4月14日に撮影しました。
茨城大学の研究用の梨園を研究者の方に案内していただき、撮影することが出来ました。写真のように蕾は花弁の先端がピンク色をしてとても優雅に見えます。だんだん開花して満開になると全体が白い花弁になっていました。「ヤーリー」と品種表示されており、図鑑を観ると中国原産で、洋ナシの形をした珍しい品種のようです。岡山県特産で市場に出回っている梨だとか。約140年ほど前に日本に渡来し、香り豊かな赤ナシ系の品種のよううです。
茨城大学の構内で美しい白い花を咲かせています。伊豆地方特産の桜で、葉を塩漬けにして桜もちの包みにすることでも知られています。白い花と緑の葉芽がバランス良くて、上品で気高い感じがします。隣に植栽されている「早咲大島桜」が花を終わって葉桜になる頃にこの「大島桜」が満開を迎えます。
茨城大学農学部の観察路を兼ねた遊歩道の脇で咲いていました。観察路を歩いていると遠くからも目立つ赤紫色の鮮やかな花です。花期が比較的短いので、満開の燃えるような感じを観ることは少ないですが、今年はほぼ満開の良い時期に撮影出来ました。
近くの茨城大学農学部の構内で見事に紅色の花を咲かせていました。毎年美しい花を観察に構内を散策するのが楽しみです。今年は、2~3月が寒かったからでしょうか、各種の桜が、一挙に咲きだした感じがします。紅色がとても美しい桜です。
つくば植物園で見かけました。花が終わりに近い状態です。桜色の5弁一重の花がとても美しく、夏ころには艶のある赤い実がつきます。説明によれば、中国原産で、「Prunus japonica」、バラ科で、赤い果実は、利尿・便秘に効く薬効があると記されていました。