つくば実験植物園で見かけました。別名を「アメリカヤマゴボウ」と言うようです。北米原産ですが、帰化植物として日本のあちこちで見かけるようです。果実と根に毒を持つ植物で、取り扱いには注意が必要であると記されています。
つくば実験植物園の岩場を模した場所で咲いていました。日高~釧路地方の海岸近くの岸壁などに生えるベンケイソウ科の多年草です。厚みのある緑色の葉に美しいピンク色の花がとても印象的です。岩場にひっそりと咲く美しい花で「誰に見せるだろう?」と言う意味が「ミセバヤ」の意味だそうです。写真は9月24日に撮影しました。
つくば実験植物園の池のほとりで薄紫の美しい穂状の花を咲かせていました。シソ科の多年草です。与那国島に分布する固有種のようです。「ごく近い将来る絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧ⅠA(CR)に指定して保護されています。写真は9月24日に撮影しました。
つくば実験植物園の木陰の中で淡い黄色の花が咲いています。キリの花に似た「アキギリ」という紫色の花がありますが、それに似て淡い黄色の花を咲かせることから「キバナアキギリ」との和名がついています。学名は「Salvia nipponica Miq.」で、「日本のサルビア」と言う名前です。写真は9月24日に撮影しました。、
つくば実験植物園で9月中旬頃に咲きます。写真のように花の形がなんとなくサフランに似ているからの和名のようです。「サフラン」は、アヤメ科で、早春に花を咲かせ、赤い雌しべが食用にされ、高価なものです。一方「イヌサフラン」は、ユリ目イヌサフラン科で葉は春先に生える「ギョウジャニンニク」と間違って採取して食べて食中毒を起こし死亡したと報道されたこともありますから注意が必要な植物です。花が終わってから葉が出てきます。つくば実験植物園の説明では、この植物は、種子に「コルヒチン」と言う物質を含み、これが植物の品種改良には欠かせないと記されています。写真は9月24日に撮影しました。
つくば実験植物園でちょうど満開の時期でした。写真のように5枚の花弁にはくっきりした模様があります。前掲の「アサマフウロ」と比較してご覧ください。それぞれが特色があってとても美しい花だと思います。写真は9月24日に撮影しました。
つくば実験植物園では8月中旬頃から花が咲いていますが、9月の中旬の頃が一番美しいように思います。葉に細かい切れ込みがあるのが特徴です。近年個体数が激減しており、準絶滅危惧(NT)に指定して保護されています。フウロウソウ科で、次に掲載する「ビッチュウフウロ」とも花の形が似ています。写真は9月24日に撮影しました。
つくば実験植物園で綺麗な花を咲かせていました。シソ科の多年草で、メキシコ・中央アメリカ地域に分布します。学名は「Salvia leucantha」で、ビロードに覆われたような青紫色の美しい花が穂状についています。「アメジストセイジ」と言う名前で園芸店で見かけます。写真は9月16日に撮影しました。
つくば実験植物園の食の植物の多様性の区画で鮮やかな色をした花を咲かせており、印象にに残りました。中南米高地原産のつる性で、冷涼な比較的標高の高い地域(約1000m程度)を好み、我が国でも「ハナ豆」などと呼ばれて栽培されています。収穫した豆は、生で食べると下痢など消化器系の症状を起こすことで知られ、必ず加熱調理する必要があります。写真は9月16日に撮影しました。