つくば実験植物園で咲いていました。遠くから観ると淡い紅色の牡丹が綺麗に咲いているように見えます。近くに寄って葉などを触ると、和名が理解できる臭いがします。葉や枝にいやな臭いがしなければ、もっと公園などでも植栽されるかもしれませんが・・。写真は9月8日に撮影しました、
つくば実験植物園の池の中で茶色い美しい花穂を見せていました。我が国では「ガマ」「コガマ」「ヒメガマ」の三種類の「ガマ」が自生しています。「ヒメガマ」は、多くの場合、小川や池の水の中に生育しています。「ガマ」より花穂が小さく草丈も低いことから「姫蒲」と言われています。「姫蒲」の一番の特徴は、ガマの仲間は、上と下に二つの花穂を付けますが、その花穂の間に3㎝程度の明瞭な緑色の茎が見えるの間隙がある事のようです。写真は9月8日に撮影したもので、既に雄花の花穂は散って見えなくなっています。
つくば実験植物園の小川のほとりで毎年咲いてくれます。山の草地や湿原で生育すると記されています。写真のように花茎が伸び上がりその先端に淡い紅紫色の直径2cmほどの花を付けます。別名は「吉備風露」です。長野県南部・東海地方・近畿・中国地方に分布しています。写真は9月8日に撮影しました。
つくば実験植物園の中央広場に雄株と雌株が植えられています。遠くから観ても青空に映えてとても美しく見えます。別名は「シロガネヨシ(白銀葭)」と呼ばれています。南アメリカのパンパスで生育するからこのように呼ばれていると思います。ニュージーランドやニューギニアにも分布しているようです。長く白い毛が生えて美しく見えるのが雌株で、雄株にはその毛はないとのこと。写真は9月8日に撮影しました。
つくば実験植物園の海浜植物展示区画で真っ赤な実を付けていました。「ハマナス」と呼ぶことも多いですが、ここでは、植物園の表記に合わせます。赤い実を食べてみると甘酸っぱい梨のような味がするため、の和名のようです。花やつぼみ・果実に薬効があり、薬用植物としても使われるソウです。写真は9月8日に撮影しました。
つくば実験植物園の海浜植物展示区画で見かけました。草丈は低いですが、綺麗な花を咲かせています。海浜の岩場や草地などで生育するため、葉はやや肉厚で、草丈が低いのが特徴です。写真は9月8日に撮影しました。
つくば実験植物園の海岸植物展示区画で美しい花を付けていました。海岸付近は、砂地が多く、乾燥することから草丈は小さく、葉にはやや厚みがあるような気もします。根を食用にすることから「浜ゴボウ」とも呼ばれます。写真は9月8日に撮影しました。
つくば実験植物園の食の植物展示区画で見かけました。カボチャの一種で、最近産直などでも販売されています。料理の仕方は各種あるようですが、スープにしたりすることも多いようです。健康ブームで、アンチエイジング効果が大きいと言われて愛好家が増えているそうです。写真は9月8日に撮影しました。
つくば実験植物園の観察路脇にある「ニシキギ」が9月に入って黄葉し始めました。ご存じの通り、ニシキギの紅葉は紅色が鮮やかで有名です。あと半月もすれば全体が紅色になると思います。写真は9月8日に撮影しました。
つくば実験植物園のススキの株に寄生して育つ植物で、形が、「南蛮煙管」に似ていることからの和名です。「煙管」という言葉ももう死語になりつつあるように思いますので、この植物を観ながら語り継ぎたいものです。写真は9月8日に撮影しました。
つくば実験植物園の食の植物植物展示区画で、写真のような淡い黄色をした大輪の花を咲かせていました。この植物から採取されるネバネバした粘液を和紙を作る際に使用することで、強い立派な和紙ができると言われます。食用にするオクラと少し違って、花を観る葵と言うことで、「花オクラ」とも言われます。写真は9月8日に撮影しました。
つくば実験植物園の中で毎年夏にとてもよい香りをさせて花が咲きます。5月頃から9月末頃まで咲き続ける、キョウチクトウの仲間です。花は写真でお解りのように少し捻れて咲いています。写真は9月8日に撮影しました。
つくば実験植物園で見かけました。台湾や南西諸島・奄美大島などに分布する品種で、写真のように白い花が、とても美しく見えます。街路樹としてよく見かける「アベリア」は、野生種の「タイワンツクバネウツギ」と「ツクバネウツギ」の交配雑種だと言われています。写真は9月8日に撮影しました。