鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

冷え対策・暖冬であるとよいのになぁ・・・。

2022-11-17 23:34:54 | 健康・病気

午前中は日が差していたけれど、午後から曇り。

朝方の冷え込み強くなって、最低気温4度。冬も近い・・・。

 

冷え込んでくる早朝などは、脚が冷えて、目が覚めてしまうことがあって、痺れを伴う冷えに対処するべく、ひざ下をすっぽりカバーできる電気毛布などを使っていました。

今年の11月は、暖かい日が多かったせいか、冷えることもなかったのですが、秋口に寒くなった日もあったりしたので、足首を温めると良い・・・と言う記事を読んで、そういえば、百円ショップで買った足首用のウォーマーがあったハズ・・・と箪笥の中から探し出して、着用してみることに・・・。

それ程、温まる・・・といった感じではなくて、やはりダメなのかも・・・と思いつつ、そのまま寝たのですが、明け方の足の冷え、痺れが、解消しました。

極寒中にも効果があるかどうかは、まだ不明ですが。

1年くらい前から、桂皮(セイロンシナモン)の摂取を心がけて、毛細血管の復活を促し、さらに、ヒハツ(ロングペッパー)なども胡椒の代りに。

寒中には、漢方薬『人参湯』などの服用で、ナントカ、冬を乗り越えたい・・・と思っています。

昨今、電気料金、ガス料金、灯油なども過激に値上がりしているので、自家発熱できる身体に変身したいものだ・・・と思っています。

 

冬になる前から、冬をワープして、春になればいいのに・・・とか、思ってい仕舞います。

私は、会社に出社する前から、『早く家に帰りたい!』と言って、家を出る人間だったので、暑さ、寒さ、労働・・・からは、逃れたい。

今年は、暖冬だといいのになぁ・・・転居先は、今住んでいるところより、寒いので。

 

 


粘液膿胞

2022-11-11 21:15:45 | 健康・病気

ずぅ~と続く小春日和。暖かな週末。

冬の間も、こんな暖かい日だったらよいのになぁ・・・。

転居先は、現居住地より、北にあるので、ここよりも寒いし・・・。なんてコトを、思いながら。

 

数日前、口の中の頬側に、なにやら凹凸というか・・・なにか出来ているのかも・・・という感じで、特に、痛いとか、痒いとか・・・そういう感覚も皆無。

でも、感じは、アレ・・・かも?口内炎の前ぶれ・・・とか・・・。

洗面所で、口の中を見てみると、結構な大きさの透明な水膨れのような物体が出現。

案外、デカイではないか・・・ナニ?コレ・・・。

私は、身体になんらかの不調(別に疲れていたとか、風邪を引いたとか、自覚症状は、ないのだけれど)のサインというか、前駆症状として、口唇ヘルペスをよく発症するので(特に冬・・・寒さがストレスなのかも???)、こっちかも・・・でも、あのピリピリする感じもなくて、只、ヌボッ~とジェル状の物体が、口の中にあるだけ・・・なので、もしかすると、ちょっとヤバめの病かも・・・と思いつつ、ググって(←既に死語?ですかね???)みますと・・・どうも『粘液膿胞』というもののようで、特に、悪さをするものでもなく、うっとおしいだけ・・・なんだけれど、クセになると出現率が多くなる・・・唾液腺が詰まったもので、繰り返すときは、手術も・・・ってコトでした。

腺詰まり・・・ってコトは、なんかの細菌とか、ウィルスとか・・・そんなもの?ですかね。

バクテリア、ウィルス関連なら、殺菌力の強いマヌカ・ハニーでも塗っておくか・・・と思いたち、マヌカ・ハニーを塗ったのだけれど、甘くておいしいので、舐めてしまって、たぶんコレでは、効果なし・・・かも?

第二弾・・・塩化ナトリウム(液体にがり)はどうだろうか・・・。

塩分の浸透圧で、水疱内の溜まった液体を滲出させるだよ・・・???(←化学的に正しいかどうかわかりません)。

これで様子をみて、ダメなら、病院行ってみるか・・・。

早速、ニガリを患部に塗って、一晩。

ぷっくりしていた水疱が、萎んでいるではありませんか。

ニガリ・・・正解だったかも。

水膨れ後の粘膜の皮?が、たるんでいて、かつてここに膨らみがあったことは、間違いないようで、そのたるみも、翌日には、解消していました。

 

因みに、私は、歯磨き粉は使っておらず、液体ニガリで、歯をみがいているので、ニガリは常備しているのでした。

偶然、水疱が、潰れたかなにかで、治ったのかもしれず・・・ニガリの効果だったのか、はたまた別の要因だったのか・・・口の中の平和は、戻ってきたようです(って、もとから、痛みのないので、たんなる違和感だけ・・・でしたが・・・)。

 

コレが、亡母の口の中でなくて、ヨカッタと思います。

あのひとの口の中に、粘液膿胞が出来ようものなら、即、病院へ行く!と騒ぎ立てるに決まっているからです。

ちょっと待て!が出来ない人で、身体の異常=死へ直結・・・していたひとだったので・・・。

 

それにつけても・・・。

そんなひとの娘なのに、私は、ちょっと様子見で、症状を悪化させることが多いので、タイミングの見極め時は、重要かと・・・。

でも、最近は、医師もアテにならないからなぁ・・・。

 

あの流行病のワクチン接種で、今度は、ホワイト・クロットの体内発生、放射線のセシウム検出とか・・・病院へ行って、おかしくなっている患者さんの報告が後を絶たないようなので、一般人にできることは、免疫力をつけて、血流をよくして・・・くらいしか、防衛策がなさそうなところが、なんとも・・・。

 


冬支度

2022-10-29 22:18:32 | 健康・病気

暖かな秋の土曜日。

 

腰痛。

終日、寝暮らす。

こんなによいお日和に、ダラダラと寝て暮らすのは、勿体ないことなのけれど、毎年10月は、体調が悪い。

風邪が何時までも治らなかったり、腰痛だったり・・・と、何処かしか、不調。

朝晩と日中の気温差が、体調を崩す要因のひとつなのだろう。

身体の冷えがよくないようなので、母の残した人参湯など飲んでいる。

 

母が生きていた時は、2か月毎に、使い捨てカイロを発注していた。

1回の注文で、500個前後。

加齢に伴い、足先など、末端の毛細血管が、死滅して、血流が悪くなり、一年中足の冷えを訴えと脊柱管狭窄による脚の痺れを訴えており、その緩和に、使い捨てカイロを使っていた。

母は、1日に10個以上、カイロを使う。

足先、脛、腰、腹部など・・・。

それで、カイロの大量買いが、続いていた。

使用量が半端ない多さなので、出来るだけ安価なものをインターネットショップで、探して、発注した。

使用期限の短いものや、パッケージリニューアルのための在庫処分など、最安値は、1個12.8円とか・・・。

最近は、その2倍くらいの価格(1個当たり24円前後)になってしまって、原料の鉄の値上がりとか、流通のガソリン、その他生産コスト高により高額になってきた。

今季の冬は、節電だの、灯油の高騰で、厳しくなりそうで、カイロなども買っておいた方がよいのか、どうなのか・・・。

 

願わくば・・・穏やかで、平安に冬が越せるよう、秋口の今頃から思う始末である。

↑ 蜜蜂も、越冬のため、蜜を集めるのに大忙しの秋の日。

 

 


初霜(2022)・ぎっくり腰気味・生姜葛湯

2022-10-27 19:59:59 | 健康・病気

県央で、初霜。

去年より10日早く、平年より10日遅い霜降。

 

朝は、冷え込みが厳しくて、良く晴れていたのに、午後から曇ってきたけれど、明日も秋晴れのようです。

10月は、こんなに寒かったかなぁ・・・4日前は、夏日だったのに。

 

洗面所で、手を洗っていて、ほんの少し背骨を伸ばそうとしたら、あの・・・感じ・・・ギクっ・・・ではなくて、『キクっ』って感じで、もう少し衝撃がだったら、たぶん、ギックリ腰。

ヤバかったなぁ・・・。

違和感があったので、塩化マグネシウムを多めに入れたお風呂に浸かって温めたら、なんとなく・・・良くなってきたような気もします。

 

朝方の冷え込みの影響かも。

最近は、足の冷えはあるものの、痺れなどは、なくなってきたのだけれど。

 

吉野本葛と甘露蜜と生姜で、葛湯を拵えて、飲みました。

母が具合が悪い時に、よく葛湯を作って飲ませました。

 

葛と生姜・・・風邪薬の葛根湯の処方です。

 

 


冬眠前のカエルじゃないか・・・。

2022-07-09 21:50:05 | 健康・病気

くもりがち。

やや強い風が吹く土曜日。

 

手首で測る血圧計が、エラーばかり(もっとも、手首血圧計は、正しい数値が出ないらしいんだけれど???)

最高血圧:66

最低血圧:38

脈  拍:45

 

数値が計測できるとこんな数字が出てくる。

相方に、血圧が低すぎてさ・・・と言ってみたら、

『そりゃ、冬眠前のカエルと一緒じゃね?』

 

最低血圧が60未満だと、動脈硬化の疑いがあるらしい。

わたし、動脈硬化なのかも・・・。

 

日々、殆ど家に居るし、運動してないし、血流も悪い。

 

この手首巻き式血圧計で、母は、一日数回血圧を測っていて、高い時には180mmHgなんて数値だったから、高いか低いかは、ちゃんと測れていたのだと思う・・・少なくとも1年半くらい前までは・・・。

今は、誤作動しているのかも。

 

最近は、食事を作るも面倒になった。

 

なんだか、何もかも面倒くさい。

いっそのこと、カエルにでもなって、1年中冬眠していたいところだけれど・・・。

 

こんなふうに、思うのは、大嫌いな夏が、1カ月近く早く来てしまったからなのかも???

夏は、憂鬱だし、命が削られるような思いがする。

汗をかけば、湿疹ができるし、虫に刺されるし・・・(私は、血液型がO型なんで、A型とか、AB型のひとと一緒にいると、私だけ、刺されるんだよね。蚊に好かれるのはイヤだ)。

 

早く来た夏のせいかもしれないけれど、抽斗(ひきだし)などから、母の直筆のメモ書きなんか見つかると、もうダメなんだ。

どうして、母は、今居ないんだろう・・・って(そりゃ、死んじまったからさ・・・わかっているんだけれど、未だに、母の死を受け容れられないから)。

 

懐かしい母の文字。

母は、綺麗な字を書いた。メモ書きでも、綺麗な文字だ。

筆まめで、なんて綺麗な文字なんだろう。

 

なんだか、本当に、気が沈む、(相方曰く・・・)冬眠前のカエル?の血圧の土曜日。

 

 


流血②

2022-06-24 23:22:22 | 健康・病気

朝方は、小雨。

お昼前に晴れてきて、気温急上昇32℃の真夏日に。

ウェザーニュースでは、関東甲信越は、早ければ、6月中の梅雨明け後、猛暑だとか・・・???

気温は、上昇したけれども、吹いて来る風は、ヒンヤリしていて、なんだか、秋?のようだなぁ・・・などと思ったり。

 

・・・一昨日(22日)。

キッチンのシンク下の抽斗の中に、未開封のスライサーがあった。

母が買い求めて、仕舞ったまま、忘れ去られ、十数年???。

コレ迄、100均のプラスチックのおろし金についているスライサーで、人参など卸していたので、使ってみよう・・・と思い、作り置きお惣菜の定番・キャロット・ラペの主材料である人参を、卸してみた。

100均のスライサーは、すぐに、目詰まり状態になってしまっていたので、ピーラーで、削いでいたのだけれど、このスライサーの刃は、セラミックだった。

人参は、結構、硬いので、厚みを調整し、少し厚さのある平べったい面の大きい長方形に削いでみた。

流石に、100均のものとは切れ味が違う。

この長方形に削いだものを数枚重ねて、更に薄い千切りにして、塩をまぶして、数分置いて、人参から出てくる水を絞って、酢と調味料とスパイスに浸けると1週間くらい(・・・多分、1週間以上)は保存できる。

何枚か削いでいる最中、あっ・・・と思った。

右手中指先を一緒に削いでしまった。

(4月は、マイクロプレインというアメリカ製のおろし金で、右手親指外側第一関節部分を、削ぎ落し、治癒するのに10日間くらい掛かった・・・)

刃物で、切ったような痛みもなく、指先は、すっと切れた。

こんなプラスチックのような刃で、痛みがないから、大丈夫か・・・と思っていたら、流血。

・・・ああ!またやっちまったか・・・。前回の流血で、あの優れもののハイドロコロイド絆創膏は、使い果たしてしまった。

また買いに行かねばならぬかも・・・。

それに、この中途半端に削いだ人参は、どうする???

常備してある救急絆創膏のケア・リーヴで、止血。

消毒パッドが、血を吸って、絆創膏の外へ流れてくる。

もしかすると・・・。今回も、割と深めに切ったのかも・・・。

前回同様、ニトリル手袋をして、調理を続けた。

その間も、出血は、続いた。

しかも、2回とも、人参を卸したり、削いだりしている最中だもんなぁ・・・。

 

手の指は、怪我をすると面倒だな。

調理、洗い物、掃除・・・水を使うと、傷の治りが遅いし、水を使うたびに、救急絆創膏を貼り直さなければならなかった。

 

それでも、前回、傷は、浅く、2日経った本日。

もう絆創膏を貼らなくても、出血は、止まった。

 

私は、爪が脆いので、折れた爪を毟って、流血することが、よくある。

 

指先のささくれを毟って、出血したり、小さな小傷が多い。

 

例えば、旅行に行く前など、わざと小さな出血を起こす・・・というひともいる。

宇宙(とか、神様とか・・・所謂、スピリチュアル系)とかは、大きなお金も小さなお金も額は、関係なくて、お金が欲しいと望んだら、それが、1円でも100億円でも、同じお金として、宇宙?は、認識する。

だから、1円でも100億円でも、価値は同じ。

 

流血も同じで、宇宙のシナリオ?に、大事故を起こして、大量出血する・・・なんて未来だったりしたら大変なので、小さな出血を、おこしておくと、大量出血でも、微量出血でも、皮膚が破れて、出血することには変わりがない・・・ということで、飛行機だとか、列車だとか、車だとか・・・とにかく、日常と違う場所へ行く前に、針でつついたような出血を起こすと、宇宙は、もう出血のシナリオで済んでいるってコトで、大量出血・・・つまり、事故とか病気を避けることができる・・・なんてことを何処かで、読んだ・・・ことを思い出した。

私の度重なる流血は、大難を小難に変えてくれたのだと・・・思うことにする・・・。

単なる不注意・・・と言われてしまえば、それまでなのだけれども。

 

それにつけても、手指の傷は、本当に、面倒だ・・・。

 

 

 

 


塩化マグネシウム(にがり)風呂

2022-06-20 23:24:13 | 健康・病気

くもりがちでも、蒸し暑い週明け。

 

バスタブに『塩化マグネシウム』を入れて入浴してみた。

塩化マグネシウム・・・にがり・・・豆乳を固めて、豆腐にするときに使う添加物。

 

これを入浴剤として、お風呂にいれると、身体を温める作用が半端ない。

今年の冬場は、『エプソムソルト』を使っていたけれど、コレは、イマイチ、温まる・・・と言う感じは、しなかった。

エプソムソルトで、温まらないひとは、エプソムソルト+セスキ炭酸ソーダを加えるとよいらしいけれど。

 

人体に必要なマグネシウムは、主に経口摂取になるけれど、風呂などに加えると経皮摂取されるので、身体によいらしい。

経口による摂取では、穏やかな作用の下剤としても用いられているけれど、体内の細胞の活動などに必須なのが、マグネシウムで、不足しがちなミネラルということだった。

 

塩化マグネシウムのお風呂は、入浴中は、それ程でもないかな・・・と思っていたのだけれど、湯上り後、半端ない発汗。

ダラダラ・・・と汗が流れ落ちてくる。

・・・もしかすると・・・気温が高く、蒸し暑いから・・・???とも思ったけれど、この汗のかき方は、尋常ではない!!!

入浴前に、水分を補給しなかったら、脱水症状を起こしたかも・・・というレベルだった。

 

・・・私は、汗は、出来るだけかきたくない。

過去に患って、寛解はしているけれど、バセドウ病で、発汗が酷かったから。

そして、大量に汗をかくと、皮膚が痒くなってくるから、イヤなのだった。

・・・ただ、塩化マグネシウムのお風呂での発汗は、皮膚が、痒くならなかった。

 

きっと、酷寒の季節には、更によいもの・・・だろうと思うので、来季の冬には、必需品となるのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 


母の遺した薬②

2022-06-12 20:53:57 | 健康・病気

正午から雷雨。

雨降ったり、止んだり、急に激しい夏の光が差し込んだり・・・日曜日の梅雨の空は、忙しい。

 

胃腸薬・エスマーゲン錠の最後のひと箱を開封して、さて・・・。

母の遺した薬は、まだまだあって、竜骨牡蛎湯(錠剤)、当帰芍薬散(錠剤)、加味逍遙散(粉末)、人参湯(顆粒)、麻黄附子湯(顆粒)、センブリ(錠剤)、苓桂朮甘湯、疎経活血湯。

薬ではないが、プロポリス液、プロポリス服用時に使うゼラチンのカプセル、薬を飲むときに使う袋状のオブラート。

関節痛に効くらしい?エミューオイルの軟膏、ゲルマニウムテープ、虫刺され用の軟膏(3本)。

 

このほかにも、まだまだいろいろな薬剤を日替わり?・・・というか、症状が現れるたびに服用していた母であった。

一時的に症状が緩和すると、ちがう部分に症状が出てくるので、次々と飲む薬が変わるし、服用して効果があると、その薬の信望者となるけれど、身体が薬に慣れて、効果がなくなると、また違う薬を頼り、違う薬で、症状が治まらないと、またモトに戻り・・・自身が亡くなる迄、薬のループにはまり込んでいた。

この薬は、蕁麻疹がでたから、ダメだっていったのに・・・と説明しても、翌日には忘れるのに、自己で体験した『効能』があった薬などは、メモ書きしておいて、同じような症状が出ると、それ迄、放りっぱなしにしておいたメモなど(他にも『安心』、『壮快』、『私の健康』などの健康雑誌のバックナンバーを押入れから)探し出して来て、止めた薬をまた買う・・・。

高血圧者は、止めておいた方がいいと説明されたのに、高額な高麗人参を欲しがり、服用しては、血圧が上がり、夜間外来へ連れていけと言い出したりした結構、滅茶苦茶な晩年でもあった。

高麗人参などは、一例で、残ったエミュー・オイル(薬とはまた別物だけれど)なども、数回使用して、かぶれたといい、使うのをやめるけれど、また関節痛などが起こると、ソレを忘れて、患部に塗り始める・・・なんてこともあった。

体質に合わないから・・・と取り上げても、無駄にカネを持っていたから、高額な通販で、リピート買いして、結局、使われずに利用期限切れ・・・といった健康サプリメントなども数知れない。

 

若い頃(たぶん、二十代後半頃から)から、体調が悪くなり出して、幼い頃患った中耳炎が悪化してきたのが始まりで、そのあと胃下垂などによる胃腸の不調(これは、老年期にはいって、太り始めた頃から緩和されたもよう)、そして、半世紀にわたって、不眠、めまい、耳鳴りなどを訴えていた。

・・・母に直接聞いたわけではないが、これらの症状は、定年迄務めていた職場(保育所)での人間関係と、そしてたぶん・・・再婚した夫(つまり、私の父)が原因だったように思う。

前夫の方が、よかったんじゃないのか・・・と、後に、異父姉から、少し聞いた話で、推測した。

ハタチ前後の貧乏な小娘(母)が、官職の家に嫁いで、同居する舅、姑、義祖父母などの厳しいお作法(躾け)?に耐えられたなら、たぶん、私の父と再婚するより、多少マシだったのでは・・・とも思うけれど。

それでも再婚するという選択を間違えたような母ではあったが、再婚後は、耐え抜き?夫亡きあと、(多少意のままにならぬけれど)面倒をみてくれる娘を女中扱いして、気儘で、自由な生活で、自身の年金収入もあり、金銭には、困らぬ生活を得た。

 

その母が、最期まで得られなかった『完全』な健康。

その健康も60歳代から80歳代前半くらいの四半世紀は、多少の不調はあったものの、わりと穏やかに過ごせたのではないか・・・。

ただ、コレばかりは、本人に聞かないとわからないけれど。

いつも健康不安、死への不安は、拭えず、内心は、辛かったのもしれない。

 

離婚せず、ずっと前夫の元にいたなら、老後四半世紀を気儘で、自由に迎えられたかどうかはわからないし、あれ程、毎日、思い悩んでいた『死』も、あけっけないくらい簡単に、朝起きて、炬燵に移動して、暖かい部屋で、眠りながら逝ってしまった。

その最後の結末が、分かっていれば、母は、少なくとも『死』について脅え、悩み、苦しまずとも済んだのかもしれない(と思っている)。

 

そんな母の最期のよりどころは、『薬』であった。

医師の処方する薬、市販薬、漢方薬、野草・・・健康を維持できるなら死んでもいい・・・くらいに、毎日、毎日、薬が手放せないひとであった。

一番高額だったのは、1丸3000円する日水清心丸(牛黄清心丸)であったと思う(或いは、もっと高額な朝鮮人参だとか、買っていた形跡もありで)。

金箔に包まれた牛黄を蜜蝋で固めて、その蜜蝋を割って、小さな丸薬を取り出して、服用していた。

効果があるのか、無いのか・・・そのヘンはわからないけれど、少なくとも、『お守り』替わりと言っていた。

結局、その『お守り』も効果を発することもなく、ただわずかな安心の材料となっただけであったような気がする。

 

薬に頼りきり、信じられるのは薬だけ・・・薬大好きな母の一生。

 


母の遺した薬

2022-06-11 21:01:29 | 健康・病気

曇り時々雨。

 

今週の初め頃から、また逆流性食道炎っぽい感じ。

空腹感は、あるのに、食後、胃酸が逆流してくる。

 

生前の母が、

『胃の調子が良くなると、腸が悪いし、腸が良くなると、胃が痛くなる。』

と言っていて、毎日、毎日、よくもまあ、不調を見つけてくるよなぁ・・・と思ったり、そのことを口にしたりしていたけれど、私自身が、母の年齢に近くなってくると、同じ症状だったりして、やはり母娘なのだ・・・と改めて認識したりした。

・・・ということは、この先、母の症状を追体験することになるのか・・・と思うと恐ろしい・・・。

それくらい、毎日、何処かしかの不調を訴えていて、年に数回あるかないかの絶好調の日を、維持したいがため、涙ぐましい努力?(・・・というか、無駄な心配とか、様々な薬の服用とか、挙句の果てには、野草を作り始めるとか)をしていた母であった。

絶好調の日が続いてくれると、手がかからなくて、私もラクだった。

精神的にも体力的にも。

 

母の遺した胃腸薬・エスマーゲンの最後の1箱を開封。

これが、母からの最期の胃薬。

母が亡くなって、1年3か月。

生前に買ってもらった消耗品(日用品)などももう底を尽きそう。

 

母が、だんだん遠くなる・・・。

 

去年は、処分できなかった母の遺した様々なもの・・・少しづつ、処分していく・・・。

亡くなった直後は、捨てきれなかったものを少しづつ・・・。

 

あれも捨てよう

これも捨てよう

 

八木重吉の詩を思い出しながら・・・

 

いえいえ、重吉さんは、

 

空のようにきれいになるものなら

花のようにしずかになれるものなら

値なきものとして 

これも捨てよう

あれも捨てよう

 

断捨離の詩ではありません(・・・なんてコトは、この拙ブログ内で、既出済ですが・・・。この詩好きです)。

 

さて、さて、最後のエスマーゲン。

大事の服用しよう。

 

 


関東梅雨入り(2022)

2022-06-06 16:30:00 | 健康・病気

昨夜から本降りの雨。

今年の梅雨入6月6日。

6月6日に、雨ざぁざぁ降ってきて・・・の絵かき歌通りの御天気。

そして、気温が低くて、4月並みの最高気温15度迄、上がらず、肌寒い週明け。

 

外出する予定もないし、雨天の日は、居室にて、だらだらと過ごす。

昔は、たいして話題にもならなかったけれど、最近多い『天気痛』。

 

降雨の前から、はじまる片頭痛。

私は、中学生の頃から、片頭痛持ちで、視野が欠けて、目の前が、チカチカする閃輝暗点・あくび・吐き気が起こったりして、コレが、仕事中に起こると、普通の仕事の日なら、まあなんとか、持ちこたえるけれど、月末月初の所謂、決算時期に起こると、もう死んでしまいたくなるくらい、辛かった。

今、考えれば、具合が悪いなら、切り上げて早退でもすりゃヨカったんだけれど、取引業者さんへの支払いあるので(支払いが滞ると中小企業は、倒産とかに追い込まれることもあったりするし)、どうしても経理部の期日迄に、提出しないといけないタイム・リミットのある仕事だったので、ひどいときは、トイレで、吐きながら、仕事をしていたし、インフルエンザとおぼしき38度の熱が出ても、残業していた・・・(今は、たぶん、インフルエンザは、出社停止だろうけれど)。

ああ・・・なんていう地獄の中を、あんなに安価な賃金で、こなしていたことよ・・・(或る意味、偉いが、単なるバカだった)。

しかも長いコト、派遣社員だったから、定時でにこやかに帰っていく(あまり仕事の無い・或いは出来ない)正社員たちを横目に、随分、不平等だし、私の何が、悪くて、こんなになって迄、仕事しているんだ・・・とか、よく思って、自己否定の極致だった。

・・・今の人格というか、性格に、完全自己否定であるのは、私が、悪いから、罰を受けているんだ・・・的な罪悪感もあって、それで、文句も言わず(言ってたけれど)、馬鹿みたいに、期日を守っても、誰からも認めらることもなく、何の恩恵もなく、酷い結末で、現在に至っている。

 

よくよく考えてみれば、片頭痛が爆発するのは、梅雨時が多かった気がする。

早く帰って、横になりたい・・・ただ、ソレだけだったあの頃。