鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

『王と私』②~三能三無の運命

2013-01-19 22:55:32 | Weblog
明け方、冷え込む。日中は、穏やかに晴れた土曜日。


朝鮮半島・・・それは、過去も現在も・・・そして未来も・・・軍事的拠点として、列強が、こぞって手にいれたがる位置にあるのだろう。

かくいう本邦でも、過去数度に渡り、かの国を蹂躙してきた歴史もある。
・・・そのかの国のドラマを、今では、本邦のテレビ局が、これでもか・・・ってくらい放映し続けている。
かの国のひとは、どう思っているのだろうか???
正しいのか、間違っているのか・・・よくわからないでいる。

さて・・・。昨日、このドラマは、身体的にも精神的にも痛そうなドラマ・・・と表現した。

15世紀頃の李氏朝鮮。
中国に倣い、宮廷に仕える内侍(ネシ)は、男性の証を切断する・・・去勢が行われる。
子供でも、生存率、20%~30%、成人となれば、更にその生存確率は、低くなる。
そんな制度の中で、三能三無の運命をもつチョンドン(後のショソン)は、成人後、自らの手で、去勢するといった過酷な運命のもとに生まれた少年だった(・・・というのが前半の前半)。

この三能三無・・・

①優秀な将となれる相だが男として不能
②良妻賢母と子孫に恵まれるが血縁を残せない
③忠臣となる相だが朝廷に出仕できない

ということらしい・・・???四柱推命によるもので、私には、よくわからないけれども、物語が進行していく上で、謎?が解かれるのだろうと思っている。

内侍(宦官)になる運命の四柱なのだそうだが、我が国では、宦官制度は、普及しなかったから、この三能三無の運命を持ってうまれたひとは、どうなるのだろうか?
四柱推命といっても、発祥した中国、伝播した朝鮮、台湾、日本・・・と国家によっても、解釈が、かなり違うものなのでは・・・?と思う。

思えば、この宦官とか、纏足とか・・・かの大陸には、ヒトとヒトと思わない・・・虐待?とも思えるような風習があったりで、かなり身体的に、痛かろうなぁ・・・と思う。

幸い、日本では、こういう風習を受け継ぐ土壌がなかったせいか・・・というよりは、受け入れられなかったのかも知れない。

日本に生まれて・・・ヨカッタね・・・!

私の足は、最近の靴のサイズ22.5cmでも少し緩いのよね~~~纏足の素地はあるかも?