鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

週末病人②

2013-01-27 22:55:30 | Weblog
良く晴れて、寒い日曜日。


木曜日(24日)の朝、腰痛を発症して、現在に至る。
歩行、階段の昇り降りなどには、ほとんど支障がないのだけれど、或る一定の方向に身体を向けると、痛みが出る。
運動性の痛みか・・・。

横臥している分には、全く問題ないので、再び、週末病人化して、大人しくしていることにした。終日、横臥していたせいか、寛解してきている。

この処、社内の間接(事務・設計)部門での、100名近いインフルエンザ罹患、ノロウィルスの蔓延・・・病の巣窟のような会社での、流行り病には、幸いというか、縁がなかったけれど、ヘンテコな風邪が長引き、こんどは、腰痛かよ・・・やっと、復調してきたのになぁ・・・と、身体の自由を奪われていて、どうにも、情けない。

風邪のときは、五体切断して、新しいパーツに取り換えたいほどの倦怠感だったのだけれど、今度は、動かすと痛い・・・再び、身体を動かせない状態だ。
怠いのと痛いのでは、どっちがマシかっていうと・・・、怠さは、四六時中、腰痛は、動かす度・・・って感じだから、まあ、どっちもイヤだ。

痛みの度合いについては、ぎっくり腰よりは、マシなのだけれど、立ち上がるときの不気味な痛さが、気にかかる。不安を呼ぶ痛さなのだ。
・・・それは、たぶん、痛みが中途半端な分、どこか、はっきりしない不安につながっているようで、それが、よけいに痛さを呼ぶ。

相変らず、痛みの不安のスパイラル。

不安をなくすという点では、医師に、こういう病だ!と診断してもらうのが一番いいような気がするが、いつも原因不明で、お茶を濁されてしまい、痛み止めの対処療法だけだから、完治もせず、思い出したように、痛みが発症するのだろうと思っている。

世の中には、奇病というか、物理的な痛みをまるで、感じないという症状の人もいるようで、骨折しても痛くない、煮えた切った湯の中に手を入れても、熱さを感じない・・・感じはしないが、骨は、折れていて、手は、火傷・・・身体に、ダメージを受けても痛まないというのは、危険なことなのだろう。
虫歯などで、歯の神経治療をすると、その後、痛みには、鈍くなるけれど、歯は弱る。子供の頃の歯の痛みは、強烈だったけれど、大人になるとそうでもないのは、神経治療しちゃったからなのね・・・と改めて納得する。

そして、あれ程、たよっていた鎮痛剤も、ただ、痛みの神経と脳の間の連絡を遮断するだけで、根治するわけではなかった・・・ということを理解するに至った・・・ようするに一時凌ぎってことで。

腰痛も鎮痛剤で、治るわけがないのである。自然治癒するまでの凌ぎに過ぎない。