湿度の高い蒸し暑い一日。それでも、猛暑日に、少し届かず。
宵の口から、本降りの雨。
季節の変わり目の雨だろうか?
お盆休み明けの月曜日。
お正月とお盆の休みは、1週間以上あって、休みが終わるその日は、もう、イヤで、イヤで。
そんな気だるい空気からは、解放されて久しく。
朝から、相方と久しぶりに映画など。
封切りから3週間くらい経過してしまったけれど、公開前から、楽しみしていた映画。
憲法改正?に向けて・・・なのか・・・今年は、戦争系の映画の公開が続くね。
『空母いぶき』とか・・・この『アルキメデスの大戦』とか・・・
映画『アルキメデスの大戦』
軍艦は、美しい・・・。
美しいものは、計測し、数字で表さないと気が済まない天才数学者。
帝国大学を追放され、スカウトされた海軍へ。
百年に一度とか・・・そんな頻度で、出現する(らしい)天才。
岡潔を彷彿とさせる主人公・櫂(菅田将暉)。
数学で、世界を変えるチカラを、戦艦大和建造に関わっていく。
軍艦は、美しいのだろうか?
もともと軍艦は、海上から、地上を狙う大砲を主力とする。
軍艦は、既に時代遅れとなり、航空機が、主力兵器となりつつある時代、国の威信をかけて、巨大な軍艦の建造案と、実利を取って空母の造船を主張する山本五十六は、風変わりな天才数学者を見出す。
そんな時代の転換期。日本は、開戦への道をひたすら走っていくような時代に。
軍艦を美しいという人は多い。
あの造形美は、ヒトが、生み出した究極の形なんだろうと思う。
でも、美しいとされる軍艦には、ヒトを殺傷する兵器が、積み込まれている。
それでも、最大の戦艦大和は・・・海底に沈んだ。
戦艦大和の本当の使命は・・・???
数学者や物理学者は、数式は、美しい・・・という。私は、数字に弱くて、小学校の算数で、既に、挫折したから、あの方程式の美しさが、分からないけれど。
たぶん・・・。数学や物理が、得意なひとは、面白さ倍増何だと思う。
船舶工学を専攻した相方などは、特に、興味深かったらしい。
数学・物理が、苦手でも、面白い映画だった。