春本番の暖かさ。午後から強い風。
雲雀(ひばり)の初鳴きを聞く。
鶯(うぐいす)が、上手に啼けるようになってきて、あの声を聴くと、なんだか悲しい。
母がまだ生存していた3月の初め頃、購入したボイル帆貝を冷凍していたので、お粥を作った。
前回、帆立粥を作ったときに、母は、美味しいといって、食べてくれたので、また作ろうを思って、買っておいたのだけれど。
食材をみると哀しくなる・・・。
今日も、遺品の整理などして、過ごした。
いつになったら、片付くのか、見当もつかない。
四十九日迄には、なんとかしないと・・・。
母の逝去から、10日経ち、先週の今日(水曜日)は、葬儀だった。
遺影の母は、70歳くらいで、随分、若かったなぁ・・・と思う。
昨日の夕方、仕事帰りの相方が、御焼香に来てくれて、お母さんは、美人だったんだねぇ・・・と、遺影を眺めて、ぽつん・・・と言った。
・・・美人かどうかは、別にして、母の容貌については、誰もが、優しそう・・・と評価をする。
優しいがゆえに・・・いろいろと面倒なコトもあったな。
私以外の人間には、優しい面しか見せなかった。
その優しさの奥にある何やら得体の知れぬ不安感を、いつも私に、ブチまけていたような気がする。
よくよく考えてみれば、私は、この母が、居なかったら、たぶん、生きていけなかっただろうし、誰よりも長く、母と暮らした。
・・・なんだか、上手く書けないので、いづれ書くことがあれば、書こうと思う。
明日は、公的に提出する書類などあって、市役所に出向こうと考えている。
搬送された病院からの請求書も来ていたので、支払ってこなければ・・・。
いろいろと面倒だけれど、ひとつづつこなしていこうと思う。