晴れて暑い週明け。
それでも、吹く風は、秋の風。
昨日(11日)。
夕刻より、隣市シネマ・コンプレックスで『BULLET TRAIN』を鑑賞。
原作は、伊坂幸太郎の『マリアビートル』。
東京-京都間を走行する超高速列車の中で、繰り広げられるそれぞれの殺し屋たちのバトル。
バラバラのピースが、京都駅で、ひとつに収束する・・・コレは、まさに伊坂幸太郎ワールド。
主演:ブラッド・ピット演じる世界一ついてない殺し屋・コードネーム・てんとう虫が、迎える結末は・・・???
・・・と言う訳で、ひとつには、業(カルマ)、因果応報。
そして、人生における『ツキ』と『運』。
そんな禅問答的なセリフが、各所に散りばめられ・・・アクションを楽しむもよし(・・・流血シーン凄いケド・・・)。
人生を考えるもよし・・・。
そして、伏線の収束が、不思議な爽快感があって・・・。
私は、今回、吹替版での鑑賞だったのだけれど、殺し屋の双子の兄弟?蜜柑(みかん)と檸檬(レモン)の吹き替えが、かの呪術廻戦の七海建人役の津田健次郎、パンダ役の関智一。
チョイ役だったけれど、サンドラ・ブロックの吹き替えに米倉涼子。
それにつけても・・・。
『ラスト・サムライ』のときに思ったんだけれど、米国人の作る日本舞台の映画って、どうして、微妙に日本らしくないっていうか、中国的な日本っていうか・・・。
私たち(日本人)が、ノルウェー人、スゥエーデン人、フィンランド人の区別ができないように・・・、関東人が、京都人・大阪人・神戸人?の区別ができないような・・・そんな感覚なんだろうかね・・・。
韓国ドラマも、倭寇の日本人が、違和感たっぷりのニセ日本人だったみたいに・・・。
東京、富士山、京都の街並み・・・日本であって、全然日本じゃない映像・・・。
超高速列車が、夜行ってのも・・・ちょっとアレだし、列車のキャラクターも、可愛くないというか、ちょっと不気味?だし・・・。
機関車トーマスのキャラが、イマイチ、気持ち悪いのが、良くわかった・・・。
それでも、ストーリーは、面白かったし、あの全部、繋がったときの完結感を味わう120分間・・・???ってコトで。