照り付ける日差しは、真夏のチカラを温存。
午後になって、湿度のある熱風。
夏は衰えることを知らないみたいだけれど・・・夜明けは遅く、日暮れは早い・・・。
・・・と言う訳で、本日も、厳しい残暑。
つくつくぼうしは、これでもか・・・というくらい、声を張り上げ・・・。
今年の夏は、暑い期間が、長いこと、長いコト。
暑かった・・・ということばかりではないけれど、ハイボールをよく飲んだ・・・。
私は、ビールだと330mlの缶入りのものだと、ちょっと量が多くて、最後迄、飲み切れないのだけれど、ハイボール(・・・といっても、果汁と炭酸で割った少し甘いもの)だと、割とクリアできてしまう。
まあ、どんなに多くても、330ml以上は、飲めないので。
だから、泥酔するとか、気持ちが悪くなるとか・・・そんなことは、ない。
ごくまれに、ストゼロ(ストロング・ゼロ)というアルコールが、10%前後のチューハイとか、スパークリング・ワインなんかだと、1本飲んで、足がふらふらになって、2階の自室から、階下のキッチンへ降りるのが、ちょっと困難みたいなことが、一度か二度程あったけれど、ちょっと酔ったかいな・・・?と思う程度で、泥酔という状態に陥ったコトはない。
アルコールは、食事と一緒に・・・というパターンで、外では、飲まないし、自宅で、自分の好きな料理を作って、缶ビールとか、1本飲む程度。
毎日飲む・・・ということもなくて、今年の夏前は、多くても1週間に1本程度だった。
しかし、この夏は、暑すぎた?せいか、2日おきくらいに、飲んでいる・・・。
でも気温が下がれば、冷たいビールは、飲みたくなくなるだろうし。
アルコール中毒のひとの書いたエッセイとか、漫画とか・・・そんなものを読むと、アルコールが切れると、死ぬような感覚になる・・・そして、生命を維持するために、酒を飲む・・・みたいなコトが書かれていた。
・・・そう。飲まずにはいられないらしい。
断酒の治療を受けているアル中患者は、ヘア・トニックとか、エタノールとか・・・飲用できなようなアルコールでさえ、探し求めて、飲んでしまう・・・というような記述があった。
ご本人も重度のアル中で、躁鬱病を患っていた作家・脚本家・コピーライターの中島らも氏の『今夜すべてのバーで』に、書かれていた。
そのときは、そうなのか・・・と思っただけだった。
最近、ルシア・ベルリンの作品集の中で、ベルリン自身もアル中で、早朝、アルコールが切れて、髪の毛の先迄、痛い・・・。アルコールがないと立って歩くこともできないのに、家の中の4ドルを探して、午前6時から酒を販売する店迄、たどり着く・・・という描写があって、朝から、身体が、アルコールを求めているんか・・・中毒って、こんなにひどいのか・・・と・・・ 。
幸い?にも、1日330ミリリットル以上の酒を飲むと、眠ってしまうか、気持ち悪くなってしまう体質らしく、アル中にはならないだろう・・・とおもっているけれど・・・。
でも、一度、泥酔ってしてみたい気がする。
アルコールを摂取後のあの眠気の気持ち良さには、誘惑される・・・そう、不眠症だったしさ。
この10年、いろいろあったしさ・・・。一瞬でも、忘れることができたなら・・・アルコールのチカラを借りでも・・・なんて思ったコトもあったんだけれど・・・。