寒風吹きすさぶどんよりと曇りがち、夕刻から雪舞い。
しばらくぶりに、無糖ヨーグルトを買ってみた。
昔は、500g入りだったのに、今は、400gに減って、値段は上がっている。
ステルス値上げというヤツだな・・・。
珈琲用のドリッパーに、珈琲フィルターをセットして、ヨーグルトの水切りをして、ギリシャヨーグルトにしたら、重量は更に減って、パックの1/4くらいの量になっていた。
ドリッパーの下にたまった乳清は、ホットケーキに加えたりすると更にふんわり膨らむらしいし、牛乳で割るとちょっとカルピスみたいな乳清飲料になったりするのだけれど、結局、いつも使い切れず、捨ててしまうことになるのだけれど・・・。
そこで、粉のスキムミルクは買ってあるから、これでヨーグルトを発酵できないか・・・と思いついた。
牛乳は、1リットル入りの紙パックで購入しても、いつも全部飲みきれないから、買っていないけれど、ちょっとクリームソースのパスタとか、グラタンとか作りたいときに、スキムミルクがあれば、すぐ作れるし、長期保存も可能だし・・・ということで常備している。
旧居宅から持ってきたヨーグルトメーカーを、キッチンの棚から取り出し、スキムミルクを水で溶かし、乳清を混ぜて、ヨーグルトメーカーで一晩保温して、翌日、ヨーグルトは完成した。
これであと1回くらいは、発酵できるかな・・・と思う。
ヨーグルト菌があれば、無限に作れるのか・・・と思っていたけれど、家庭で発酵させると雑菌も入ってくるので、せいぜい、3回くらいが限度らしい。
夏場は、たぶん、もっと腐敗が速いんだろうと思う。
発酵と腐敗・・・。
どちらも、同じ現象なのに、人間にとっての基準で、人体に有益なのが発酵、食中毒など起こすのが腐敗というらしい。
乳清の量が多かったせいか、きっちりと固まりのあるヨーグルトになった(寒天とかゼラチンなど入れるともっと硬くなるかも?)
いづれにせよ、ヨーグルトも値上がり幅の大きな食品で、捨ててしまうのが勿体ない乳清の二次利用ができたので、ケチな私としては、重畳。
今度は、納豆を増殖させてみよう・・・。