強風・・・荒れ模様の春分の日。すんごい強風。
昨日は、『染模様恩愛御書~そめもようちゅうぎのごしゅいん~細川の血達磨(←長い!)』を観劇に、日比谷・日生劇場へ。
19日・20日と連続の観劇で、相当、疲れております。
このお芝居・・・チケット発売日間際まで、観にいこうか見送ろうかと悩んだ演目です。
チケット代金がS席12,600円と結構、高額だし・・・と一旦は、諦めました。
・・・ところが・・・貸切公演日の10日前頃、割引きチケットがリリースされて、かなりなディスカウント。
A席(2階席の前方)の料金で、S席が確保できたので、ラッキーラッキー!!!
割引額で、電車代も浮くし、銀座アスターで、これまた高額の海鮮五目温麺で、お食事しても、まだ、お釣が来るくらいで・・・。
松竹さんの公演っていうのは、歌舞伎を含め、夢をみているような舞台が多くて、イントロから江戸の町へ誘われたような雰囲気。
日生劇場という格調高い劇場ということもあって、よけいにそんなことを感じるのかも・・・。
お話は、衆道(所謂、ホモセクシャル)の契りを結んだ大川友右衛門(市川染五郎さん)とお小姓・印南数馬(片岡愛之助さん)の恋の成り行きが前半の観どころ。
美しいお小姓に恋焦がれ、秋本家の官職を捨てて、数馬の使える細川家へ中間として奉公に上がるあたり、これは、この友右衛門の一途な気性を物語っています。この一途な気性のため、最後は、命を落とすことになりますが・・・。
染五郎さん演じる友右衛門は、かなりユニーク。
こういう男に愛される数馬も大変だと思うけれど、これだけ愛されたなら、幸せ・・・ですかね?
もともと父親を殺害され、仇打ちを心に秘め、たぶん、孤独に生きてきた数馬なら、たよれる人が欲しいもの・・・。
不義密通・・・ましてや男同士の関係が、数馬を恋い慕う腰元・あざみ(市川春猿さん・すごく綺麗で、可憐)に、密告され、お殿様の成敗を待つ身となるふたりですが、このお殿様・細川越中守(市川門之助さん)の義に厚い太っ腹な性格が、幸いして、ふたりで、数馬の仇討ちを果たすよう、友右衛門を細川家に仕官させます。
よい殿様にめぐりあってよかったね・・・。ワタクシ的には、こういうお殿様大好きです。
クライマックスは、火事場のシーン。
これは、必見。ものすごい迫力と臨場感があって、さすが、松竹の大道具さん。
細川家の家宝・神君家康公から拝領した『御朱印状』を焼失から免れるため、自らの腹かっさばいて、守りつつ焼死した友右衛門。一途な性格は、恋と忠義のため、自分の命さえ、惜しまなかった訳で・・・。
染五郎さんが、転がり落ちる階段落ちの演出は、『双頭の鷲』で、堤真一さん(・・・だったかな?美輪明宏さんと麻実れいさんヴァージョン両方みたので、どっちだったかな・・・でも、階段落ちは、必見の演出だしな・・・)演じるスタニスラスを思い出させるシーンでした。
昨日は、『染模様恩愛御書~そめもようちゅうぎのごしゅいん~細川の血達磨(←長い!)』を観劇に、日比谷・日生劇場へ。
19日・20日と連続の観劇で、相当、疲れております。
このお芝居・・・チケット発売日間際まで、観にいこうか見送ろうかと悩んだ演目です。
チケット代金がS席12,600円と結構、高額だし・・・と一旦は、諦めました。
・・・ところが・・・貸切公演日の10日前頃、割引きチケットがリリースされて、かなりなディスカウント。
A席(2階席の前方)の料金で、S席が確保できたので、ラッキーラッキー!!!
割引額で、電車代も浮くし、銀座アスターで、これまた高額の海鮮五目温麺で、お食事しても、まだ、お釣が来るくらいで・・・。
松竹さんの公演っていうのは、歌舞伎を含め、夢をみているような舞台が多くて、イントロから江戸の町へ誘われたような雰囲気。
日生劇場という格調高い劇場ということもあって、よけいにそんなことを感じるのかも・・・。
お話は、衆道(所謂、ホモセクシャル)の契りを結んだ大川友右衛門(市川染五郎さん)とお小姓・印南数馬(片岡愛之助さん)の恋の成り行きが前半の観どころ。
美しいお小姓に恋焦がれ、秋本家の官職を捨てて、数馬の使える細川家へ中間として奉公に上がるあたり、これは、この友右衛門の一途な気性を物語っています。この一途な気性のため、最後は、命を落とすことになりますが・・・。
染五郎さん演じる友右衛門は、かなりユニーク。
こういう男に愛される数馬も大変だと思うけれど、これだけ愛されたなら、幸せ・・・ですかね?
もともと父親を殺害され、仇打ちを心に秘め、たぶん、孤独に生きてきた数馬なら、たよれる人が欲しいもの・・・。
不義密通・・・ましてや男同士の関係が、数馬を恋い慕う腰元・あざみ(市川春猿さん・すごく綺麗で、可憐)に、密告され、お殿様の成敗を待つ身となるふたりですが、このお殿様・細川越中守(市川門之助さん)の義に厚い太っ腹な性格が、幸いして、ふたりで、数馬の仇討ちを果たすよう、友右衛門を細川家に仕官させます。
よい殿様にめぐりあってよかったね・・・。ワタクシ的には、こういうお殿様大好きです。
クライマックスは、火事場のシーン。
これは、必見。ものすごい迫力と臨場感があって、さすが、松竹の大道具さん。
細川家の家宝・神君家康公から拝領した『御朱印状』を焼失から免れるため、自らの腹かっさばいて、守りつつ焼死した友右衛門。一途な性格は、恋と忠義のため、自分の命さえ、惜しまなかった訳で・・・。
染五郎さんが、転がり落ちる階段落ちの演出は、『双頭の鷲』で、堤真一さん(・・・だったかな?美輪明宏さんと麻実れいさんヴァージョン両方みたので、どっちだったかな・・・でも、階段落ちは、必見の演出だしな・・・)演じるスタニスラスを思い出させるシーンでした。