風も弱まり、穏やかな冬の晴天。
・・・寒中だから、寒いのは、当然なのだけれど、昨年のように氷点下5度以下に下がることもないので、やはり暖冬なのかも?
それでも、やはり寒いと体調を崩す。
夕食には、キャベツを主体とした野菜スープ、温泉たまご、お豆腐などといった病人食?が続いている。
お粥なども、冷凍御飯のリメイクではなくて、米から炊いてみる。
晩年の母は、白粥を好んだ。薄い塩味にして。
小豆粥も好きだったから、よく炊いた。
雷都に引っ越して来てから、2か月とちょっとが過ぎた。
時折、この家は、何処だろう?という錯覚に陥る・・・というか、何故、私は、ここに居るんだろう・・・?とヘンな疑問が頭をよぎる。
本当に長いコト・・・旧居宅の地で、暮らしていたので、帰巣本能?みたいなものがそう思わせるのかな?と思う。
あの場所には、もう・・・たぶん、帰ることもない・・・近く迄は行くかもしれないけれど?
帰巣本能?があるからなのか、今居る場所が、仮の場所のように思えるけれど、旧居宅だって、仮住まいというか、居候というか・・・そんな感じで、長く住んでいたにも関わらず、一向に馴染めずにいた。
私の本来の居場所は、たぶん、JR駅近の生まれた家だったのだろう。
あの家が一番恋しい?ような気がする・・・といっても、生まれてから5年目くらいに、その少し先の鉄筋コンクリート3階建の社宅に引っ越したので、そっちの方が、よく覚えているんだけれども。
小正月過ぎて・・・お正月が随分と遠くなったな・・・。遥、昔のコトのよう。
母と暮らしていた頃は、朔日、十五日は、小豆粥を作ることにしていた。
明日は、朔日でも十五日でもないけれど・・・小豆を炊いて、小豆粥と小豆餡を作ろう。