明るいけれど曇りがちな一日。
今日も、強めの風が吹く・・・。
昨日のブログで、母の従妹のSちゃんから電話を貰って、従妹同士だけれど、母とは、ひとまわりくらい年齢差があったのかもしれない。
Sちゃんが、お嫁に行く少し前に、母が、私を連れて、お祝いを届けに、Sちゃん宅へ出向いたことがあって、そのときに、Sちゃんは、私に、白いグランドピアノの形をしたオルゴールをくれた。
結構、大きめなオルゴールで、曲目は、『乙女の祈り』だったと思う。
ピアノの蓋をあけると、足の裏にマグネットのついたバレリーナが、曲に合わせてくるくる回るものだった。
オルゴールは、小さな箱型のものしかもっていなかったので、しかも二つとも『エリーゼのために』だったので、『乙女の祈り』の明るい曲調が好きだったし、とても嬉しくて、学校から帰ると、ネジを巻いて、よく聴いていた。
友達のMちゃんに見せびらかしていた。
お嫁にいくSちゃんには、もう必要のないものだったのかもしれない。
あのオルゴールは、その後、引っ越しに紛れて、なくしてしまった。
シャンソン歌手・・・というか、フォーク歌手というか・・・まだ、ニューミュージックとか、そういう時代の少し前くらいに、銀座の銀パリで、歌っていた長谷川きよしさんの楽曲に、『ダンサー』という曲があって・・・
いつでも 彼の後ろには、小さな女が立っている
暗い目をしたダンサーは、恰も彼の過去のよう
箱をあけると彼女は回る
銀の刺繍のスカートで
螺子(ねじ)が戻れば、彼女も止まる
彼の愛したノクターン
こんな歌詞だったかとおもうけれど、歌詞の1番2番が、逆になってしまっているかもしれない。ウロ覚えで・・・。
オルゴールのダンサーなのだろうと思う(違う???)