久々に晴れて、夏日の日曜日。
暑いことは、暑いけれど、風は、秋で、久々に乾いた空気です。
今年の9月は、随分と長雨が続きましたし、妙に、冷え込む日もありました。
それでも、豊饒の秋でしょうか?
野菜が高値だと聞きました。
長雨の影響でしょうか・・・?
夏は、まだ少し居残りのようで、朝から、裏の雑木林では、つくつくぼうしが、雄叫び?を挙げておりました。
夏へのレクイエムのように・・・。
随分と高くなったような青空を見ていると、昔を思い出します。
昔・・・と言っても、そんなに昔ではなくて、1年前とか、2年前とか・・・そして、3年前とか・・・。
わりと近い過去ですが、私には、あっという間に過ぎてしまった時間です。
この膨大な時間達にも、静かに、鎮魂の歌(レクイエム)を捧げましょう。
不幸だけれど、幸せだった日々に。
忘れたいけれど、忘れない。
何時までも、何時までも、私の心の中にいて下さい。
積み重なる時間を。
小学生の時にみた地層のように。
過去の堆積を、眺めながら。
桃が好きになりました。
去年迄は、嫌いだったのです。
あの香りが嫌いでした。
妙に甘ったるい・・・香水やお菓子の作られた桃の香り。
でも・・・今年は、桃をたくさん食べました。
嫌いだったものが好きになった夏でした。
そんな夏に別れを告げて。
秋の大気を深呼吸してみます。
良く晴れた・・・夏のような秋の日に・・・。