鳥羽から松阪に戻り、清光寺さんの亡夫のお墓に詣って驚いた。
我が家のお仏壇に備えた啓翁桜が、爛漫の花姿を見せている。
「由美子が来てくれたのね!」
恭子ねえさんの長女にして、私の姪。
いつも、社業を診てもらっている松阪の砂子会計事務所にお邪魔するたびに、亡夫のお墓に花とタバコを供えてくれる。
亡姉の残した㈱モリを、ますます発展させて新社屋まで手に入れちゃった。
なかんずく不況下の昨今も、夫婦し . . . 本文を読む
3月21日 (土)
桜には少し早い、でも花日和のお彼岸の中日。
午前9時、パパの車で一路鳥羽に向かう。
広野家の初代から三代の墓所がある鳥羽・西念寺さんの境内には桜の古木が6本ほど植わっているが、お彼岸に咲いたのを見たことがない。
桜花を好んだ亡夫が、「4月、桜の咲く頃にまた来よう」と度々言っていたのに、毎回果たさないままに逝った。
今年の花便りは例年になく早いとはいうものの、期待もせず . . . 本文を読む
老女の闘病日記・日に新た日に日に新たなり
人はなぜ、病むのか?人はなぜ生きるのか?なぜ、死ぬのか?