お昼前、松阪から名張に戻り大急ぎで原稿を仕上げ、午後4時の特急で再び松阪に向かう。
電車の中から松阪の病友・米ちゃんに連絡して、94歳、認知症気味で逝かれた母上のお話など聞きたくて…。
米ちゃん曰く、「足腰が弱くて口達者、これが一番大変な認知症の患者さんだよ」 って、…それって、ウチの姉ちゃんのことじゃないの。
激しい雨の中、ご機嫌の姉はご贔屓の赤玉寿司二行こう!と言って聞かず、米ちゃんの車で出かける。
お寿司をいただきながら、なぜか今日も、「なぁ、長崎に行ったことある? ええ街やねぇ、長崎…」
言い終わらぬ先に、また、歌いだしましたよ。 「♪坂の長崎、港町…」って。
姉がお手洗いに立った間に、米ちゃんが心配そうに言ってくれた。
「あなたとお姉さんを見てたら、あなたのストレスが心配やよ。 ムリせんと、ね。気ぃつけてね!」
それにしても、少しの間自宅に帰っただけなのに、アテナの小田和子社長から大粒のルビーのようなさくらんぼ! 大洲のみどりさんからもぎたてのとうもろこし!が、それぞれお心をいっぱい詰めてくださって、クール宅配されてきた。
小田さん、みどりさん、ご恵贈、ありがとうございます。
いつも、ほんとうに、ありがとうございます。
降りしきる雨の中、香代子さんちに 「お福分け~!」
駅まで送り迎えしてくれるママの一家に 「お福分け~!」
米ちゃんにも、「お福分け~!」
姉ちゃんにも少し、「お福分け~!」
幸せは、みんなで、お福分け。 良い言葉ですね♪
おかげさまで、私のストレスは空の彼方に吹っ飛んで行きますぅ。
皆々さま、本当に、ありがとうございます~!
私も母を看取りましたが、認知症で日々に出来ないことが増えていったあの日々がせつないです。
老齢のお姉様はだいじょうぶです。
それよりもさくらさま、くれぐれもくれぐれも、ご自分を大切にしてくださいね。
ご心配をおかけして、ごめんなさいね。
母上さまも認知の日々を長く生きられたとか。
ほんとうに、ご苦労さまでした!
人間って、思うようにはなかなか生きられないもののようですね。
元気でいる間に、良い人間関係を作っておくことが大切だと、姉を看取ってしみじみ思います。
リリーさま、どうぞがんに負けずに、お元気で!!!