さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪こぼれ種・ゴーヤーは、凄い!

2005年07月15日 01時00分59秒 | さくら的非日常の日々
庭の片隅に、瓜科のこぼれ種が芽吹いた。
油粕と鶏ふんを施した鉢に植え替えたら、ぐんぐん伸びて、さながら天を衝く勢いだ。

わき芽を出してやろうと思って、芯を5㌢ほど摘み取った。
けれども芯が、あまりに元気なので捨てるにしのびなくて、小さなグラスに挿してパソコンの前に置いた。

2日後、するりと延びた蔓がコンピューターとブースターをつなぐ3本のケーブルに器用に巻きついている。

「おぉっ、凄い!」
思わず声をあげたほど、ゴーヤーの蔓は元気良く、数時間見ない間にくるくるくる…と、ケーブルを我が物のごとく、従える勢いだ。

天晴れな所有欲。そして、闊達なまでの元気!

やがてケーブルに飽きたのか、次はディスプレィの足元に食指を伸ばし、ぐんぐん入り込んでいく。
「おい、おい、おい…」
呼べど答えず、ぐんぐんぐん!

こぼれ種・ゴーヤーは、凄いね!

ゴーヤーこと和名・ニガウリは、ウリ科に属し、苦みがあることから命名された。
わが国では、昔から沖縄で夏場の健康野菜として重宝されているが、原産地は東インド、インドネシア、ボルネオなどの熱帯アジア一帯に、広汎に広がっている。
明の時代に東南アジアから中国に伝わり、沖縄には江戸時代に渡来したとされている。

ゴーヤーは、豊富なビタミンC含有で知られ、しかも、通常加熱をすると壊れてしまうビタミンCが、ゴーヤーの場合は熱に大変強いため、炒めてもビタミンCが壊れずに体に吸収される。

ビタミンCは、皮膚の老化予防、風邪の予防、血液中のコレステロール値を下げ、鉄分の吸収を助ける…など、良いことづくめの栄養素。
また、苦みはモモルデシンと呼ばれ、食欲増進の効果があり、沖縄の厳しい夏を夏バテ知らずで乗り切る特効薬として人気がある。

種には、ダイエット効果もあり、良いことづくめのニガウリ・ゴーヤー。
金つなぎ・非日常療法のひとつに「食は命の養い」がある。
ゴーヤーは、私たちの力強い応援団…。

それにしても、こぼれ種・ゴーヤーの生命力は、凄いね!

     
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