10月29日(水)
午前中、抜けるような青空に、夏の名残りのような力づよい白雲がうかぶ下を、清野氏の車で中央公園の市民活動支援センターに行く。
予約も入れないまま、「がんサポNewS」の手直しや題字に入れるロゴマークの相談など、矢継ぎ早に♪
「え~? 私、ほかにも仕事頼まれているんですけど…」と言いつつ、どこかに遅延の電話を入れ、「えー、私、午前中は広野さんの貸し切りですか~?」
借り切られてくださつたセンター職員の末次さん。 同じ市職員の垣中氏ともども、パソコンが出来る! 優しい! 親切! お役所仕事に終わらせない! お若い!
ん~、なんてったって、私ごのみ…。
この間、名張市長にお会いしたおり、「市民活動の自立支援を惜しまない垣中さんと末次さんを、どうぞ市長表彰してあげてくださいませ」と、お願いしたのだったが。
そのおり、市長は笑って頷かれたように記憶しているが。
お昼過ぎ、清野氏の車で名張商工会議所の辰巳雄哉会頭、北村酒造社長、ジャスコ日坂副店長を訪問、このたびの「がんフォーラム」に寄金くださったことへのお礼を申し上げる。
ジャスコの3Fで、すがきやの野菜ラーメン・バター抜き。 420円。
50年前、名古屋市内の小学校教師を奉職したしたばかりの則子姉さんの下宿に遊びに行き、都会の一人暮らしを羨んで帰宅する夕方、名古屋駅構内のすがきやで、一緒にラーメンを食べた。
あのころと少しも変わらない味と雰囲気。
先割れスプーンもそのまま、麺の風味もそのままで。
変わったのは、32歳で逝ってしまった則子ねえさんの子どもたちの運命と、大きな傷を負った私の体だ。
さぁ、過ぎ去ろう 過ぎ去ろう
すべては 過ぎ去る運命だ
思い出は 狩の角笛
風のさなかに 音は消える
アポリネェルと訳者・堀口大學の心象風景が、心に優しく忍び込む秋深し。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます