6月27日(月)
早朝に起き出でて、築山の紫陽花を切る。
「大将、築山にはこんな木は植えたらアカンよ。 わしの気に入ったようにさせてんか」、まだ若かった水野造園の社長の怒気を含んだ声が耳に甦る。
「あ~、花が綺麗やから鉢植えを買ったんや。 ええから植えといて」
壮年の夫が有無を言わせぬ口調で封じ込め、以来30数年。
毎年青く大きい見事な花を見せてくれている、築山には不似合いな我が家の紫陽花…。
数日来の熱暑にもはや枯れかけて萎れている紫陽花を案じて、まだ固い蕾の枝もきりとって活けた。
なんだか指先がむずかゆいと思ったら!
全長5㍉ほどの、カタツムリが紫陽花からさくらの親指にお引越し。
頭を出して角を出して、あたりを見まわしながらどんどん上がってくる。
小さきものよ、愛しき命よ。
…かっこいい言葉は知っているが、やや、やっぱり、それ以上私の体を這うのは、こ、こ、困る~!
紙に掬い取って、庭の紫陽花に返してやりました♪
早朝に起き出でて、築山の紫陽花を切る。
「大将、築山にはこんな木は植えたらアカンよ。 わしの気に入ったようにさせてんか」、まだ若かった水野造園の社長の怒気を含んだ声が耳に甦る。
「あ~、花が綺麗やから鉢植えを買ったんや。 ええから植えといて」
壮年の夫が有無を言わせぬ口調で封じ込め、以来30数年。
毎年青く大きい見事な花を見せてくれている、築山には不似合いな我が家の紫陽花…。
数日来の熱暑にもはや枯れかけて萎れている紫陽花を案じて、まだ固い蕾の枝もきりとって活けた。
なんだか指先がむずかゆいと思ったら!
全長5㍉ほどの、カタツムリが紫陽花からさくらの親指にお引越し。
頭を出して角を出して、あたりを見まわしながらどんどん上がってくる。
小さきものよ、愛しき命よ。
…かっこいい言葉は知っているが、やや、やっぱり、それ以上私の体を這うのは、こ、こ、困る~!
紙に掬い取って、庭の紫陽花に返してやりました♪
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