夕ご飯のサイドメニューにしようと思い、昨秋の玉川温泉の帰途、岩手の道の駅で買い求めた切り干し大根に人参の千六本、冷凍MIXきのこをお鍋に入れ、玉ねぎの芽出しした緑の部分を刻み込み、油あげを冷凍庫に捜すも、遣いきってしまったらしく、見当たらない。
さくらは、3月11日以来、ほんとうにお買い物をしないのです。
家にある食材で、工夫して食事を作る、そうして、わずかでも震禍応援・別財布に溜めこみ、しかるべきところに寄金をさせていただこうと決めて、今週もNTT西日本大阪病院のカウンターに置かれた募金箱に、心をこめて寄金させていただいた。
思いがけない災難に遭って困っておられるどなたかに、「貧者の一灯が、どうぞ届きますように!」と念じて入れた。
心がふくふくと温かくなって、自分自身が癒されていることを実感する。
皆々さま。 がんも難病も、震災も原発も、突然理不尽に襲いかかる点においては、同じです。 人生には、抗いがたい理不尽があることを、私は自らの重篤ながん発症と抗がん闘病中の夫のあっけない逝去に見舞われたことで、已む無く受け入れ、学びました。
被害の大小がありはしますが、いま、悲痛の極みに身を置いておられる皆さまの、持って行き場のない怒り、悲しみ、苦しみを思うと、胸ふさぐ今年の桜花です。
◆
話が逸れた。
…で、冷凍庫の中の合挽きミンチをひと塊、だし代わりに加えて、さぁ、味付けをどうしましょうか? いつものように、お醤油とみりんに梅干し1個の隠し味…では合わないでしょうし…
思いついて、桃屋のキムチの素、youkiのXO醤、芝麻醤、味の素の帆立だし、シマヤのだしの素、かどやのごま油、コーミのオイスターソース、京都産寧坂・七味家の七味唐辛子、にがり液、うこんの粉…。 冷蔵庫内の調味料で合いそうな品を適当に加えてみたら、おお、おー!
おお、おー♪
まるで坦々麺のごはんバージョンではありませんか!
熱々のご飯にのっけ盛りして、焼のりを刻んで天盛りにし、おいしくいただいた。
味の確認をするために箸をつけ、そのまま老いしー♪とかきこんだものだから、ブログ煮アップしようにも殻のおドンブリが残る呑み。
お忙しい皆々さま。 切り干し大根の坦々飯丼、安価・簡単ですからお験しくださいませ♪
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