11月21日(日) 晴
午前10時。
昨夜帰省してくれた次男と近くに住む長男が合流して、母子3人の【祈りの電飾】取り付けが始まった。
28年前から飾り付けをはじめ、頑なに一人で取り組んだこの事業も、5年ほど前に金つなぎの平井喜美子理事が「私たちにも手伝わせてくださいませ」と言ってくださり、竹内節子理事、市田良子理事もすぐにご賛同。 地元の西川宗賀くんをはじめ、大阪から玉置須巳子さん、高見美沙緒さん、松岡隆子さん、三田村光子さん、樋口好子さん、澤田悦子さん、池田イツ子さん、東村恵子さんらがご参加。 一昨年には、金つなぎ応援団の戸梶直隆さん、山中美代子さんのNTTコンビも手伝ってくださって、集いが一段と華やかに過ぎた。
今年は、市田理事、平井理事、松岡さん、池田さんのほかに、陸野廣子さんと西尾利昭さん・ちゑ子さん夫妻がおいでくださるそうだ。
平日のこととて、西川くんは「退社後、名張の湯に合流します」とのことで、皆さまとの再会を楽しみにしておられる。
名張の一隅から、世界中のがん・難病で逝かれた皆さまの鎮魂を祈り、いま頑張って闘病中の皆さまの安寧を願う、『金つなぎ 逝者鎮魂・生者安寧 祈念の電飾』は、来る12月1日の午後6時に点灯が迫る。
もはや、一人ではこの事業を成し遂げ得ない非力の老婆は、息子を頼り病友がたのご来名を心待ちにしている。
今年は雨の日が多く、庭の植栽がぐんぐん伸びた。
石塀に沿って大きく枝葉を茂らせ、たくさんの花を咲かせてくれたアメリカのうぜんかずらは、大谷石の凸凹にしっかりと根を張り幹も太り、伐り払うのに長男が難渋していた。
ありがとう、ありがとう。
門扉に吊り下げた花鉢に、見慣れない蝶が来てくれた。
調べてみたら、ヒメアカタテハ 。 アカタテハよりもややピンクがかった色目でそれと判る。
午前中にも、2羽の黄蝶が石蕗(ツワブキ)の花に来て、連れ枚を見せてくれた。
「ほら、見て。 お父さんが来てくれはったよ!」
お彼岸の墓参の折に、よく来てくれる、黄蝶が初冬の我が家に。
「1羽はお父さんの形代として、さて、もう1羽はあの世の新しい奥さんかしら、ね?」
息子たちは、母の妄想には付き合いきれないといった風情で、無情にもスルーしたよ。
夕方、ご近所さんから、「婿ドノが釣ってきてくれたブリを、お造りとブリ大根にしました」。
これがまた、なんと、すこぶる付きの歯ごたえと脂の乗り具合で!
有難い口福に、感謝いたしますぅ。
お向かいのタケモリ夫人が、「まぁ、 息子さんたちが来てくださって、宜しいね。 とても1人では出来ませんものね」と言ってくださり、ご近所の大ちゃんもママと一緒に身に来てくださって、「カウントダウン、しに来るねっ」って。
皆々さま。 毎年、ありがとうございます。
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