12月14日(土) 雨
朝からみぞれ混じりの氷雨が降り続き、朝刊を取りに出て震え上がる。
夕方、雨上がりに不思議な現象を見た。
門柱の上に飾り付けた、「AYA世代 逝者鎮魂・生者安寧 祈りの銀白電飾」が、通電していないのに、ふわぁっと光ったり消えたりしている。
いつも、午後6時の点灯と同時に灯るお若い方々への祈りの電飾。 今年は、病友のご長男が、30代の若さで無念のご逝去を果たされた。
5月に逝かれ、そのことを伺ってから心の奥に、お会いしたこともないご長男の面影が浮かび、抗がん闘病に問題はなかったかどうか、不毛の対話を続けて来た。
電飾の点灯式が終わり、今年はひときわ明るい光がまたたき、お若い方の鎮魂も果たせているかと少し安堵したばかりなのに、通電しない電飾になぜか不思議・不可思議の灯がともる。
お若い方々の、私への付託は何であるのか、しかと考えよう。
ブランチは、昨日の一人すき焼きの残りに冷凍の刻みねぎとにんじんのすりおろしを加え、レンチンで時短・栄養を図る。
拙速料理を見ていたかのように、長男から「今夜はお鍋です。雨上がりなのでお迎え行きますが、いかがしますか?」とメールが届いた。
「歩きたいから、転ばないように気を付けて伺います」と返信し、老後の転倒に思いを致す。
食後のティータイムは、密かなブームの「ムレスナティー」で、田口食品の
「ひかえめに言ってクリーム多めのシュークリーム・あまおう苺」のネーミングで、通販人気のスィーツ。
こだわり屋の長孫の振る舞いで、ご馳走さま。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます