さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪恭子ねえさん、喜んでるよ、ね!

2007年01月24日 17時09分20秒 | さくら的非日常の日々
          本社の2階は、おやおや立派な住宅で…
            日当たりの良い和室を仏間にし
         恭子ねえさんは立派なお仏壇に収まっている

            姪夫婦との久しぶりの会話中も
             仕事のTELが次々に入り
       「森さんが額に三角布をつけて営業に来るからなぁ」
         お客さんが笑いながら注文をくださるという
           
       いえいえ、親子4人”家族力”のおかげですよ 
                  
                  
 1月24日(水)

春の日のような、大安の一日。 お日柄も良いので、四日市まで姪の娘の結婚祝に行く。
亡姉・恭子ねえさんの孫娘、こずえちゃんが結婚することになり、「うれしいでしょ!」と、亡姉に心の中で幾度も繰り返しつつ行く。

亡姉が離婚後一代で築きあげた流通機器のビジネスを、姪の家族4人で大きく育て、昨秋5棟を含む本社を構えることになった、その社屋を訪れるのは今日が初めて…。

名古屋のマンション1室から創めた会社が、スレート葺きの本社と工場と工場と工場と工場と資材置き場に実っている。
「おばぁちゃんには仕事で叱られた思い出ばかりが残ってるけれど、おかげでこの工場を守っていこうという気になるの」と話すこずえちゃん、「おばぁちゃんからは、いつも良い匂いがしてた。工場にいても良い匂いがしてた…」と、共通の思い出話、ウダ話で女3人盛り上がる。

立派なお仏壇に収まって、亡き姉はしあわせ!
「新社屋に来て仕事が途切れたとき、みんなでお仏壇に手を合わせて拝んだら、ふしぎに仕事の注文が入るのよ」って、ほんとうかしら?

亡姉は思いの深いひとだった。
天性の事業家として一生懸命に努力し、娘一家を立派な ”仕事師”に育て上げた。
この姉に、抗がん闘病中の私は物心ともに支えられ励まされ、過酷な点滴治療を勝ち抜いた。
優しくて強くて、ほんとうに力づよいひとだった。

その恩義を、病友に返して生きる、C'est la vie.(セ・ラ・ヴィ)、…「それがわが人生!」なんですよ、ね。
ありがとうございます。



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1 コメント

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Unknown (にゃん)
2007-01-24 17:27:42
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