1月1日(水・祝) 晴
明るく穏やかな陽光の差し込む令和7年の幕開け。
昨夜から越年を楽しんだ長男一家は、午前2時過ぎに一家で近くの自宅に帰って行き、次男一家と5人で見送ったあと、さくら♪がベッドインしたのは、午前4時。
お昼前に長男一家が来てくれて、客間の座卓2台にズラリ並んだおせちは9寸3段と7寸5分3段に、目の下1尺の睨み鯛、自家製の盛り合わせおせちが大皿に2枚。孫たちが「わぁっ」と歓声を上げて拍手をした。
ママ(長男のかみさん)が毎年手作りしてくれるきんとんと蓮根のきんぴらは今年も好評だ。
9人とも皆が大人だから、2時間ほどの祝膳でお屠蘇代わりの地元の名酒・義左衛門(若戎酒造、720㍉㍑)が空いて、お重も4箱が空になった。
昨年は八十肩の痛みと疼きに悩まされ、膝蓋骨骨折(お皿に1㌢のヒビ)で入院を余儀 なくされもした。いずれも、後遺症を今年にまで引きずり、体はヘロヘロなのだけれど、心は意気軒昂で、口も達者である。
その口から出るのは、「有難い、有難い」か「筋力鍛えて」か「負けていられないわ」。 文字通り、84歳の今年の偽らざる心境である。
人生百年時代の通過点、束の間の時間ではあるけれど、8人の子供と孫に囲まれて迎えた元旦は、喜びMAXで穏やかに過ぎた。
白地に赤い日の丸旗を掲げ、正夫義兄さまが届けてくださったお手製の門松を飾って、歳神さまをお迎えする。
「せめて3日の間、どうぞ我が家にてのんびりとお過ごしくださいませ」と願いながら。
正夫義兄さまは「千両の実は鳥が狙うから、今年は造花も持ってきました」と階段下に置いてくださった。 「あらら、それでは玄関の前に取り込んでネットを被せましょう」「いやいや鳥に実をやるのも、お供養だから…」
いつものように思いやり深い義兄の言葉に、さくら♪@恥を知る。
食事のあとは居間に座を移し、4孫の宿題の完成に向けて皆がてんでに意見を出し合って、困らせている。
笑いが弾けて、見ているだけで幸せ気分がいや増す按配だ。
昨年、膝を痛めた母に代わって「祈りの電飾」を飾り付けてくれた息子たちに、朝日新聞の読者さんから頂戴した電飾を披露し、今年の秋には取り付けてくれるよう頼む。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます