さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪国士・加藤寛先生のご逝去を悼み、謹みて有難うございます!

2013年02月02日 01時12分32秒 | さくら的非日常の日々
2月2日(土)晴、暖かし。所により気温が20度を超え46年ぶりとか。

千葉商科大学学長、慶応大学名誉教授の加藤寛(かとう・ひろし)先生が、1月30日に逝去されていたと、ご遺族から発表があった。

国の諮問機関・政府税制調査会会長を長く務められ、国鉄分割民営化や消費税導入に関わり、晩年はこの国のありようを憂慮し、警鐘を鳴らしておられた国士・加藤先生。
享年86歳、ご最後は、心不全であったという。

「世の中の役に立たない学問は無意味」と実学の勧めを実践なされ、国の多くの政策立案過程にも関わられた。

また、「原発は即時廃止すべき、原発ゼロは国民経済の新たな成長発展につながる」とと主張。脱原発と経済発展の両立葉可能であるとも訴えておられた。

『医療バブルが日本を潰す 病魔に冒された長寿大国』、『加藤寛の日本新生論 血を流せ汗をかけ』、『だから日本はよくならない』、『日本を沈没させてはならない』。
さくらの書棚には、先生から頂戴した御著書が並んでいる。
御著をくださる折には、必ず、「返信、感想はどうぞご無用に…」との添え書きが同封されていた。

先生の優しさが伝わって、やはり、つたない感想を返信に認めた。

先生とのご縁は、平成元年の夏ー。
当時サンケイリビング新聞の京阪版編集長であった私は、社業の傍ら『風のように炎のように 時代を創ったMr.たち』(船場経済倶楽部出版部刊)の刊行を目論んでおり、往復5時間に及ぶ通勤時間を惜しんで、ボーナスをつぎ込み、守口プリンスホテル弥門真ターミナルホテルに連泊して、原稿の推敲に余念がなかった。

当代の経営者でおられた松下電器社長・谷井昭雄さん、アサヒビール社長の樋口廣太郎さん、関西経済連合会会長・東洋紡会長の宇野収さん、3人のMrの経営哲学や人となりなどを取材、一書に纏めてようやく脱稿が近付いていたころのことであった。



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1 コメント

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加藤寛先生 (しまお)
2013-02-03 23:27:14
温顔、メリハリの利いた授業、大学時代の恩師。加藤寛加藤寛先生のご逝去を心からお悔み申し上げます。

ここで、この情報に出会うとは思わず、昨日はシーチキンかやく飯のレシピを教えていただき、さっそく夜にチャレンジ。大成功でしたよ。

深夜にブログを開いて、おお、お-。
驚きました。不思議なご縁です。

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