さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪孫を精いっぱい喜ばせる間にも…

2011年03月13日 23時04分13秒 | さくら的非日常の日々
ジストシネマには、4つの映画館が併設されていて、さくらは「太平洋の奇跡」を観たいけれど、はるちゃんは「ナルニア物語」♪

1000円の観賞券に300円を足して3Dめがねを借りる仕組みだけれど、「これが、3D?」。
せっかくの先頭シーンもあるのに平板で、なんかソンした気分だ。

映画芸術華やかなりし子供のころ、ソビエト映画『石の花』に感動した。

美しくも妖しく光り輝き、静かに花開かせる石の花の映像は、これがほんとうの3Dではなかったか、と改めて賞讃に価する。

第二次大戦後ソビエトで初めて製作された総天然色映画。「映像の魔術師」と称されたアレクサンドル・プトゥシコ監督の幻想と詩情あふれる美しい映像が、子供心に感動を残してくれた。

同じころハリウッドで立体映画が撮影され、赤と青の左右異なっためがねをかけて、暗い映画館でわくわくどきどきしながら上映を待ったことも思い出される。
初っ端から、剛速球が観客めがけてうなりを上げて迫ってくるものだから、劇場内に悲鳴と歓声が上がる。

インディアンの酋長が放つ槍も、まことに怖くて、劇場内がどよめいた。

そんな【わくわく、どきどき、はらはら】のない冒険映画って…



            

スーパーのアミューズメント施設とあって、映画館のお隣はボウリングセンターだ。
「1ゲーム、していく?」、「あ~、うれしい♪」

「はるちゃんはいま、こんなに楽しんでいるけれど、東北のお友達は地震と津波で大変なんだよね」
「分かってる。 明日提出の宿題に『新聞記事を切り抜いて感想を書きなさい』って言われているの。 M9のことや、世界中の国が救援隊なんかを送ってくれることとかを書くわ」


            

帰り道に、「スィーツ、しよっか?」、「え~、いいのぉ?」
…じゃぁ、チョコレート・ボウル♪

さくらは、抹茶あんみつ♪
でも、ほんとうに、なんだか罪悪感を感じてしまって。


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