さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪姉の入院→県の会議

2007年09月04日 17時42分24秒 | 病老 Vs 老病介護の日々
9月4日(火)

昨日、平岡ドクターにインスリンの教育入院を勧めていただき、これでまた、姉の命がつながった。

協和苑で、うまく適応出来ない姉には、有難い天の計らいのように思える。

午前9時の電車で松阪へ。 協和苑→済生会病院→津・自治会館…。
長く短い1日が始まった。

世界一の長寿国ニッポンが背負う、がんと認知症。 私も姉もその「選ばれた人」でありたい!、と思えども、依存心強く甘えん坊の我が姉は、気に入らないことがあると「背中が痛い、痛い、痛い!」 と言い、次は 「お腹がヘン!うんちが出るぅ」 など言って周囲を慌てさせる。

麒麟も老ゆれば駑馬にも劣る。
麒麟児というほどの快女ではなかったが、5歳のころの姉はインゲボルグさんという名のドイツ人の家庭教師についてもらい、松阪で初めて子供用の自転車を取り寄せてもらい乗り回していたという。

従姉妹の富子ねえさんが、「女学校のころ、妙ちゃんだけは、高島屋で誂えた紺色のカシミヤのオーバーを着ていて、それが羨ましくて…」 と、まことに羨ましそうに言ったこともあった。

子どもの頃から恵まれた境遇に合って、欲しいものは何でも手に入れる強さも併せ持ち、「私は、これ以上でもなければこれ以下でもない」 と胸を張った姉が、今、「此処はどこ?」 と言う。
せつないけれど、それが、老後。 

老後の誰もに、あっという間に襲いかかる認知症。 これは、まぎれもなく病気なのだ。

幸いにも教え子さんや老いの友人など有難いご縁のおかげで、姉は済生会病院に入院させていただいた。

検査、問診、書類の記入などをバタバタと済ませて、午後2時27分のJR快速みえ号で
津駅へ。 滑り込みセーフで、「第1回 三重県がん推進協議会」 に間に合って、ほっ。

座長の豊田長泰・三重大学学長から、「金つなぎの会って、どういう会ですか?」 と訊ねていただき、ほんと、光栄でした~♪

そりゃあ、厚かましくも、しっかり説明させていただきましたよ。

「ご説明いただいて、良く判りました」 と言っていただき、「恐縮です。ご下問いただき、光栄に存じます」 って、私らしくもなく大時代な答え方をしてしまったのは、それほど、緊張した次第で…。

だって、だって、会議の途中に、ですよぉ。
いろんな会議に出させていただくけれど、そんなことって、ついぞなかったから、ね。

豊田学長、Nice Guy♪
三重大学学長挨拶 http://www.mie-u.ac.jp/greeting/
※実際の学長は、もっと素敵な方ですぅ。

今日は慌しくて昼食を摂る暇がなく、トイレに行く時間もなくて、疲れた~



 
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2 コメント

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日々が、ハプニング!! (片田舎のマダム)
2007-09-04 22:03:40
 日々何が起こるかわかりませんね!!

さくらさんどうぞお疲れ出ませんように!!

 こちらは、喜んで、良いのか??夜寝るかなあ?と思うと、今夜は「サツマイモが食べたい!!」ですから・・・常に何を?ご所望か?と冷蔵庫・・冷凍庫は、ぎっしりなんですよ。こちら変わりたいですぅ。

ゆっくりお休みなさい!!
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♪思い出しますよ! (さくら)
2007-09-09 23:30:25
マダ~ム♪、日々、ご苦労さまですぅ。

あなたが、大阪からの帰り道、いつも高島屋でご主人のお好みの食材を選んでおられたことを思い出しています。

良くなさいますね!
ご主人さま、おしあわせ!
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