さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪高名なお三方と、松阪・海津で食事…

2005年10月29日 00時56分05秒 | さくら的非日常の日々
10月28日(金) 
青い空、白い雲、風立つ日。 …風は運気を誘い、風は運気を運ぶ。
物憂い春の風も、吹き抜ける夏の熱い風も、そして肌を刺す寒風さえも、私は好き!

突然ですが12年前、息子たちが、郷里松阪・清光寺のご住職、横井信之さまにお願いして頂戴した私のお戒名は「松月院博誉智心光風大姉」という。
あの世の名前を頂戴して、私はより強くなれた。大げさに言えば、安心立命の境地に至った…といっていい。
難有り、有難し、と常々感じ入る次第である。

郷里松阪から、浄土宗宗歌から、夫の名前から、それぞれ一字を頂き、智慧と心を養い磨き、そして自身の名前から、著書名からも一字を採って頂き、有難い名前が付けられた。
ちなみに、浄土宗宗歌は「つきかげの いたらぬさとは なけれども ながむるひとの こころにぞすむ」という。つきかげ(月影)から、月の一字を戴いたことを思えば、浄土宗の教える“専修念仏”に従い、ひたすら「南無阿弥陀仏」と念ずる日々である。

秋風の心地よさに心奪われ、前置きが長くなった。

午後の電車で津に向かう。
月1度開かれる「三重県緩和ケア推進検討委員会」出席のためだ。
2時間の密度の濃い会議を終え、広島からご出席の緩和ケアの先達・阿部まゆみ先生、斯界の権威、名古屋海南病院院長・渡辺正先生、名実ともに三重の緩和ケアの牽引車、三重大学看護学科教授・大西和子先生と松阪へ…。
すき焼きの海津に上がり、すこぶる付きの松阪肉で、緩和ケアを中心に盛り上がる。

「ホスピスの本場・イギリスのがん患者さんは、金つなぎの皆さんのようにとっても明るいんですよ。なぜ、日本の患者さんは、暗いのでしょうね?」と、渡辺先生が。
「もしや、患者さんや病院から、呼び出しが来るかも?」と心配しておられたのを「大丈夫ですよ、先生。私が念力をかけますから…」と生意気を言って、ほら、やっぱり”金つなぎ流”! 不思議に、何の連絡も無く、高名なお三方と得難い「非日常のひととき」を頂戴して、幸せ気分の一夕となりました。

あ、松阪牛のすき焼き。とろける味わいでおいしかったですぅ!
におい、届きましたでしょう?


 
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