1月3日(木)
午前中、清野氏が愛犬コリンちゃんを連れて、ピンポーン♪
午後はNさんに誘われ、孫の千春ちゃんも一緒に裏山のウォーキングを。
途中、若者が5人で焚き火をしている現場に出くわす。
「おめでとうさ~ん♪」 と近づいて、「君たち、焚き火の後始末を必ずキチンとしてね。火の粉が、枯草に燃え移らないようにしてね!」 、「ここは、ふるさとの森公園だから…、みんなの癒しの散歩道だから…」と、”勝手に消防隊”を買ってでる。
「は~い♪」 と、素直な青年達で良かった!
がんを病んでから、命の重さ、命に寄り添う自然の力、などに深く思いをいたすようになった。
病む前の私は、自然よりも人工に癒され、クルマ、特急、新幹線。 散歩を楽しむことも無く、ましてや路傍の青年達に目を配ることも無かったに違いない。
むろん今も、クルマ、特急、新幹線…の日々が有りはするけれど、【無機】に癒されるロボットではなく、がんを病む生身の人間となった。
健常な日々の私は、成功の甘き香りに酔いたくて、【勝ち抜きRoad】と信じるあの頃の取材者の道を突っ走っていたのだった。
あなたにとって、真の【勝ち抜きRoad】は、どんな道?
もちろん、あの頃と今と、向かう方向は大きく違う!
二つの ”がん”が気づかせてくれた、人生の王道♪
私が私らしく生きられる、有難い道。
あなたがあなたらしく生きられる、抗がん闘病の道は?
…新年を迎えた機会に、考えましょう! ご一緒に…
夕方、清野氏夫妻が改めて来宅。 私の闘病記『きっと良くなる 必ず良くなる』 (PHP研究所) のサイン本を2冊求めらる。
職場の年若い上司に、進行がんが見つかった、その激励に、と。
病む身の安寧を祈りつつ、金文字でサインを入れさせていただき、「OK、OK! 大丈夫ですよ、とお伝えしてくださいね!」 の言葉を添えた。
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