さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪真の 【勝ち抜きRoad】 は、どんな道?

2008年01月03日 21時30分52秒 | さくら的非日常の日々

               1月3日(木)

午前中、清野氏が愛犬コリンちゃんを連れて、ピンポーン♪ 

午後はNさんに誘われ、孫の千春ちゃんも一緒に裏山のウォーキングを。

途中、若者が5人で焚き火をしている現場に出くわす。 
「おめでとうさ~ん♪」 と近づいて、「君たち、焚き火の後始末を必ずキチンとしてね。火の粉が、枯草に燃え移らないようにしてね!」 、「ここは、ふるさとの森公園だから…、みんなの癒しの散歩道だから…」と、”勝手に消防隊”を買ってでる。

「は~い♪」 と、素直な青年達で良かった!

がんを病んでから、命の重さ、命に寄り添う自然の力、などに深く思いをいたすようになった。
病む前の私は、自然よりも人工に癒され、クルマ、特急、新幹線。 散歩を楽しむことも無く、ましてや路傍の青年達に目を配ることも無かったに違いない。
むろん今も、クルマ、特急、新幹線…の日々が有りはするけれど、【無機】に癒されるロボットではなく、がんを病む生身の人間となった。

健常な日々の私は、成功の甘き香りに酔いたくて、【勝ち抜きRoad】と信じるあの頃の取材者の道を突っ走っていたのだった。

あなたにとって、真の【勝ち抜きRoad】は、どんな道?
もちろん、あの頃と今と、向かう方向は大きく違う!
二つの ”がん”が気づかせてくれた、人生の王道♪
私が私らしく生きられる、有難い道。 

あなたがあなたらしく生きられる、抗がん闘病の道は?
…新年を迎えた機会に、考えましょう! ご一緒に…

夕方、清野氏夫妻が改めて来宅。 私の闘病記『きっと良くなる 必ず良くなる』 (PHP研究所) のサイン本を2冊求めらる。
職場の年若い上司に、進行がんが見つかった、その激励に、と。

病む身の安寧を祈りつつ、金文字でサインを入れさせていただき、「OK、OK! 大丈夫ですよ、とお伝えしてくださいね!」 の言葉を添えた。

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