2月2日(水) 晴
午後、アップル歯科に虫歯の治療を受けに行った。
「歯医者に行くと必ず何かしら治療される。だからギリギリまで行かない」と言う人がおられる。
間違いである。
擦り傷や骨折などは、適切な治療を受ければ必ず治るけれど、歯だけは、少しずつ悪化していき、決して元には戻らない。
近年、口腔内の汚れががんの原因にもなると解明され、また、高齢者のフレイル、ロコモティブシンドロームを誘発することなどから、歯磨きの励行が厳しく言われるようにもなった。
その一つが【8020(ハチマルニマル)】運動の推進であろう。
「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という運動は、平成元年に、厚生省(現・厚生労働省)と 日本歯科医師会が提唱し、各自治体、各種団体、企業、そして広く国民に呼びかけられて、今に至る。
さくらは初めこの運動を知らなかったけれど、たしか15年ほど前にかかりつけのアップル歯科・武田陽子院長先生から、「新聞で拝見しましたが、重いがんを病んでおられるのですね。余命半年など忘れて【8020】を目指してください」と教えていただき、「まさか! この体でそんなには生きられません」と言いながらも、ひそかに生きる目標の一つにしてきたのだった。
今から11年前のブログに下記の内容を投稿しているけれど、陽子先生に【8020】を教えていただいたのは、この年を数年遡る。
2011年08月10日 23時29分30秒
午後、予約してあったアップル歯科に行く。
家から徒歩5分のスーパーの中にある利便性のほかに、さくらは院長の武田陽子先生が大好きなので、必ずこのDrを予約させていただく。
患者が医師を選ぶことが出来る、日本の医療制度は素晴らしい♪
陽子先生は、さくらが余命半年を言われた多重がん患者である、とご存じの上で、「今の歯を大切に、8020をめざしてくださいね~♪」と明るく言ってくださった。
…こんな、私に!
「80歳を迎える時に、自分の歯を20本残しましょう!」って。
命のほむらが、ひとしお輝いた。
うれしく、有難かった。
家から徒歩5分のスーパーの中にある利便性のほかに、さくらは院長の武田陽子先生が大好きなので、必ずこのDrを予約させていただく。
患者が医師を選ぶことが出来る、日本の医療制度は素晴らしい♪
陽子先生は、さくらが余命半年を言われた多重がん患者である、とご存じの上で、「今の歯を大切に、8020をめざしてくださいね~♪」と明るく言ってくださった。
…こんな、私に!
「80歳を迎える時に、自分の歯を20本残しましょう!」って。
命のほむらが、ひとしお輝いた。
うれしく、有難かった。
陽子先生が、優しいお声で「厚生労働大臣賞、お目出とうございますぅ」と、Net-Newsのコピーを手渡してくださった。
【8020】を24本の歯で達成し、「ありがとうございますぅ。 先生に、命をいただきました」とお礼を申し上げつつ、記事のコピーを押しいただいた。
昨日は、コーラスの富永智江子先生が、「うちの紙面を切り取ってきました」と、毎日新聞のスクラップをくださった。
「後期高齢者中心のコーラスグループを30年もの間ご指導なされた先生こそ!!」、文部大臣賞? 総務大臣賞?
厚生労働大臣賞が存在することも知らなかったので、富永先生に、どんな表彰が相応しいのか判らないけれど、とにかくとても、素晴らしい先生!
産経新聞は、シュズイさん宅で、読売新聞は長男宅で、それぞれいただいた。
一昨日は、谷本整形の待合室で顔見知りの方々から、「中日新聞で見ましたよ」とお声掛けをいただき、穴があったら入りたい心境であった。
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