3月23日(水) 曇時々雨
ジャーナリストもしくはノンフィクション作家を名乗る青沼陽一郎というご仁を、さくらは寡聞にして存じ上げなかった。
この度、【ゼレンスキーに国会演説させていいのか】という、何とも的外れな一文を公にされたことから、少し原稿を検証し、プロフィールなども知ることになった次第である。
青沼氏の実に雑駁で、偏見に満ちた原稿を、以下に検証してみよう。
>16日の米国議会での演説では、「真珠湾を思い出せ」と叫んで、あの奇襲攻撃と同じことが起きていると説いてみせたことに、日本国内では不快感をあらわにする声がネット上で沸いた。
と、青沼氏は書いておられる。
青沼氏の実に雑駁で、偏見に満ちた原稿を、以下に検証してみよう。
>16日の米国議会での演説では、「真珠湾を思い出せ」と叫んで、あの奇襲攻撃と同じことが起きていると説いてみせたことに、日本国内では不快感をあらわにする声がネット上で沸いた。
と、青沼氏は書いておられる。
なんと、まぁ浅薄な!
昨日も書いたけれど、アメリカの有史以来の歴史の中で、自国の領土を襲撃・蹂躙された屈辱の経験は、過去に1941年と2001年の2回のみだ。
大統領はこのことを、この理不尽さを、「思い出してほしい」とアメリカ国民の愛国心に訴えたのである。
>(この演説に)日本国内では不快感をあらわにする声がネット上で沸いた…
湧いたかどうか、さくらは記事の裏取りをしていないので判らないが、オピニオンリーダーとして、青沼氏はこれらのNet民に説明すべき立場であろうのに、なんとも情けない物書きである。
>米国議会のように得意の大衆迎合的パフォーマンスの独壇場にし…
恥ずかしげも無く、このように独りよがりの文章を書ける青沼氏は、下記の【ゼレンスキー・スタイル】について、判っておられるかどうか。
昨日も書いたけれど、アメリカの有史以来の歴史の中で、自国の領土を襲撃・蹂躙された屈辱の経験は、過去に1941年と2001年の2回のみだ。
大統領はこのことを、この理不尽さを、「思い出してほしい」とアメリカ国民の愛国心に訴えたのである。
>(この演説に)日本国内では不快感をあらわにする声がネット上で沸いた…
湧いたかどうか、さくらは記事の裏取りをしていないので判らないが、オピニオンリーダーとして、青沼氏はこれらのNet民に説明すべき立場であろうのに、なんとも情けない物書きである。
>米国議会のように得意の大衆迎合的パフォーマンスの独壇場にし…
恥ずかしげも無く、このように独りよがりの文章を書ける青沼氏は、下記の【ゼレンスキー・スタイル】について、判っておられるかどうか。
しっかりとカメラの向こうの各国国民に語りかけるゼレンスキー・スタイルは、大統領ならではの優れた意思伝達法だけれど、彼がこれら各国向けに、心の琴線に触れる言葉を駆使されるには、たぶん非常に優秀なブレーン・グループが脇を固めておられるに違いない、とさくらは確信している。
大統領のアピールを撮影しておられるカメラの両脇には、いわゆる「カンペ」が用意され、時折目を落とされる机上にはパソコンが置かれ、演説原稿が順に反転していき、読みやすくされている、と想像もしている。
大統領のアピールを撮影しておられるカメラの両脇には、いわゆる「カンペ」が用意され、時折目を落とされる机上にはパソコンが置かれ、演説原稿が順に反転していき、読みやすくされている、と想像もしている。
その結果の、見事なパフォーマンス。 何よりも、自国が理不尽に襲撃・蹂躙され、祖国が無くなるかもしれない命の瀬戸際で、世界の民主主義の危機を訴え、自国の生存が、世界の民主主義の根幹にかかわる、と発信し続けておられるのだ。
この姿勢こそが、世界各国の皆さまを動かしている、と言って過言ではない。
>ゼレンスキーは国土と国民の生命と財産を危機に陥れている大統領だ。
…って、違うでしょ!
「国土と国民の生命と財産を危機に陥れている」のは他ならないロシア、いえ、彼の国のプーチン大統領だと、世界中のほとんどの皆さまがご存じなのに、判っておられないのは当の本人・青沼陽一郎ばかりなり。
>もともとゼレンスキーという人物は、コメディ俳優だった。(中略、だから)人を煽動することには長けている。
いやしくも、一国の大統領を「コメディ俳優であった」から「人を煽動することには長けている」と見做す、洞察力の無さと非礼さを、同じ日本人として、まことに恥ずかしく思う。
>もともとゼレンスキーという人物は、コメディ俳優だった。(中略、だから)人を煽動することには長けている。
いやしくも、一国の大統領を「コメディ俳優であった」から「人を煽動することには長けている」と見做す、洞察力の無さと非礼さを、同じ日本人として、まことに恥ずかしく思う。
あげつらえばキリの無いこんな文章を書く人だからか、Net上には彼を断罪しておられる方も多い。
二、三、紹介しておこう。
『表題のことが書いてあって「腰抜かした」。 こいつ、赤坂自民亭事件(220人死亡)や広島市土砂災害事件(77人死亡)のことを全く知らないか、はたまた無視しているか、のどっちかだろ。
ジャーナリスト、なんて名乗ってるのもおこがましい奴だ』
『青沼陽一郎氏の裁判員制度批評があまりに支離滅裂です。』
『作家・ジャーナリスト・青沼陽一郎は、御用学者だ、騙(だまさ)されるな!』
『週刊新潮が先週号から「『秋元康』研究」なる記事を連載しているが、しょっぱなからAKB48のネーミングに関するコジツケや陰謀論のオンパレード。今週号もトンデモ陰謀史観がエスカレートしているようで、ついに秋元康氏が謝罪広告を要求する事態となっている。
文責は、青沼陽一郎&取材班となっている。
それが、現在はこうも下世話かつ森達也と同レベルのアヤしげな記事を書いている。 よっぽど、お金に困っているのか?』
文責は、青沼陽一郎&取材班となっている。
それが、現在はこうも下世話かつ森達也と同レベルのアヤしげな記事を書いている。 よっぽど、お金に困っているのか?』
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掲出の画像は、22日に墓参に行った菩提寺でお会いした主婦・A 子さん。「私の叔父は、沖縄海戦で『人間魚雷回天』に乗って亡くなりました」と。
掲出の画像は、22日に墓参に行った菩提寺でお会いした主婦・A 子さん。「私の叔父は、沖縄海戦で『人間魚雷回天』に乗って亡くなりました」と。
ここでも、戦争の犠牲者のお話が聞かれた。嗚呼!
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