3月22日(火) 雨
掲出の画像は、2年前の4月に三重県鳥羽市の菩提寺で見つけた、太平洋戦争で散華なされた英霊の慰霊碑である。
その日のさくらブログの一節には、下記の内容が残されている。
♪ 新型コロナウイルス戦争の英霊の「 御霊安かれ 」と、般若心経を捧ぐ
2020年04月02日 21時17分45秒 | さくらジャーナル
春のお彼岸に、ご先祖さまの墓前に詣でた。
長男一家が清掃などすべてをしてくれたのと、さくらの腰痛が火を噴き始めていたので大事を取り、山寺の風情の濃いお寺の墓所を、何気なく眺めていて石像に気が付いた。
珍しい。
近づいてみたら、太平洋戦争で逝かれた23歳の兵長さんの像である。
個人情報のからみもあり、墓石から知り得た他の情報を敢えて書かないけれど、多分ご長男でいらしたのであろう、ご遺族の悲しみはいかばかりであったろうかと思うだに胸ふさぎ、小声で般若心経のお供養をさせていただいた。
長男一家が清掃などすべてをしてくれたのと、さくらの腰痛が火を噴き始めていたので大事を取り、山寺の風情の濃いお寺の墓所を、何気なく眺めていて石像に気が付いた。
珍しい。
近づいてみたら、太平洋戦争で逝かれた23歳の兵長さんの像である。
個人情報のからみもあり、墓石から知り得た他の情報を敢えて書かないけれど、多分ご長男でいらしたのであろう、ご遺族の悲しみはいかばかりであったろうかと思うだに胸ふさぎ、小声で般若心経のお供養をさせていただいた。
今、ウクライナでは老若男女を問わず、国の存亡を賭けて命がけで戦っておられる、と外電が日々伝えている。
過去に、小競り合いのような交戦があったというロシアとウクライナで、1か月に及ぶ戦闘が続き、大国ロシアの理不尽な侵攻に逃げ惑うウクライナの人々の悲鳴が、耳の奥に刷り込まれるようになった。
そんななか、昨3月21日午前11時配信の「JBpress(日本ビジネスプレス)」で、ジャーナリストもしくはノンフィクション作家を名乗る青沼陽一郎氏が、『ウクライナは被害者、だが敢えて言う【ゼレンスキーに国会演説させていいのか】』と、ずいぶん刺激的な記事を配信しておられる。
もちろん、「いいに決まってます!」
そして、日本に向けては何を訴えられるのか。
さくらは、23日の演説を興味深く伺いたく、心待ちしている者であるが。
次いで、ダウンタウン・松本人志氏が20日、フジテレビ『ワイドナショー』(日曜前10・00)に出演。アメリカ議会でのゼレンスキー大統領の演説について、「真珠湾攻撃を出してきたのは引っかかる。日本人としては受け入れがたいところがある」と言及されたそうだ。
いずれも、歴史と正面から向き合い正しく認識する努力と能力に欠けた、まことに浅薄で情緒的な発言であると断じたい。
アメリカという国は、【世界の警察】を任じ、世界中の至る処の紛争に一役買ってきた歴史を持っている。
そのアメリカが、有史以来たった2度だけだけれど、自国の領土を襲撃・蹂躙された、その第1回目が、「1941年の真珠湾攻撃」であり、2回目が「2001年の米中枢同時テロ 」であった。
ゼレンスキ―大統領(と彼のブレーン)はこの事実を正確に把握し、アメリカ連邦議会の上下両院の議員に「あなた方の国が襲撃・蹂躙された過去2回の歴史的事実と同じ状況に現在のウクライナはあり、私たちは今、国の存亡をかけて闘っているのです。どうぞ、助けてください」と訴えられたのである。
この真摯な訴えに、議場を埋めた全員がスタンディングオベイションで応え、バイデン大統領が時を置かず多額の支援を表明され、ゼレンスキ―大統領の『国が滅びることに関する支援要請』は実ったのであった。
国土と国民が襲撃・蹂躙されるという由々しき事態において、真珠湾攻撃の話題は、アメリカに向けて必須の話題であったのだ。
このことを、マスメディアは正確に伝える義務がある。
なおまた、Net-newsを信じておられる市民各位を、浅薄で不勉強な発言でミスリードしてはならないことは明白である。
真珠湾攻撃の是非や善悪の歴史的評価は、また別の話である。
◆
ここまで書いて、さくらのガソリンが切れた。
青沼氏の浅薄で独りよがりの思い込み原稿には、今少し紙幅を割いておきたく、この項、明日に続きます。
ゼレンスキー大統領の訴えは正しく評価されるべきだと思いますし、バイデン大統領の表明も良かったと思いますね。
さくらさんの仰る
>『真珠湾攻撃の是非や善悪の歴史的評価は、また別の話である。』
という言葉もその通りだと思います。
青沼陽一郎氏、松本人志氏の発言にはやはり違和感を覚えますね。
今日はゼレンスキーさんが日本人に何を語られるか、興味深く、襟を正して拝聴しますよ。
ありがとう。
今後もウクライナを熱烈応援しますよ
寝る前に、ふと自分の名前を検索してこのブログに行き着いた。
青沼陽一郎、ほんと、教養の無い哀れなジャーナリスト(?)だねえ。
歴史の裏側を読み、正しく理解し、敷衍していくことは、とても大切なことですね。
ゼレンスキー大統領には、5人の頭脳派スタッフがいつも、共に行動しておられるようです。
彼らの、各国への理解度の高さ、歴史認識の確かさ…など、私たちも学ばせていただきたく思い、また、悲惨な戦の一日も早い終焉を祈ります。
お怒りの気持ち、ほんとうに良く判ります。
せっかくの、明るく凛とした品の良いお名前が、時に品格を欠く、モノ知らずの物書きさんと同名であったとは。
間違った情報発信に、一度も反省の分が無いとは、まことに情けないお人のようですね。
もちろん、あなた様のお名前とは、似て非なる名前の持ち主だと思いますよ。