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2月11日(火、休) 晴
建国の日。
当然のことだけれど、この日が毎年土日曜にくっつけられることが無くて、有難い。
国の記念日が、安易に連休とされ旅行や遊びの情報に隠れてしまうことが残念だから。
とりわけ、建国の日は各家庭で、「国の来し方・行く末」を話し合う日で有りたい。※またまた、皇国史観の国粋派・さくら♪の裏の顔を見せてしまいましたね!
とは言いつつ独居のさくら♪は、国旗を掲揚しこの国の【今】を生きられる幸せに深く深く感謝の思いを致す。
ちなみに、毎年、建国の日に寄せる首相メッセージが首相官邸から発出されているので、今年の石破茂総理と令和初の安倍晋三元総理の文章をお目にかけたい。
もとより同じ内容を言葉を変えて、担当者が書き上げ総理が直接目を通されるのだけれど、石破総理と安倍元総理のメッセージが微妙に異なり、それぞれにお人柄がうかがい知れるのにも注目したい。
とりわけ【美しい国、日本】の国家像を掲げて2006年の自民党総裁選挙に勝利された安倍総理は、就任後の2007年4月に内閣官房の事業として「『美しい国づくり』プロジェクト」を立ち上げ、[「世界に信頼され、尊敬され、愛される、リーダーシップのある国」を目指された。
図らずもこのたび初訪米された石破総理との会談時に「I love Japan」と繰り返し発言されたトランプ大統領のエピソードを持ち出すまでもなく、世界中の多くの人々が「日本を信頼し、尊敬し、愛すべきリーダーシップのある国」と見做してくださる【今】を、泉下の安倍総理はさぞや喜んでおられることと思う。
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「建国記念の日」は、「建国をしのび、国を愛する心を養う」という趣旨の下に、国民一人一人が、我が国の成り立ちをしのび、今日に至るまでの先人の努力に思いをはせ、更なる国の発展を願う国民の祝日です。
私たち日本人は、四季折々の豊かな自然と調和を図り、人と人との絆(きずな)を大切にしながら、世界に誇れる固有の文化や伝統を育んできました。今日、科学技術や文化芸術を始めとする多くの分野で、我が国は国際社会から高い評価を受け、人類の営みに貢献しています。
長い歴史の中で、我が国は、幾度となく大きな困難や試練に直面しました。その度に先人たちは、勇気と希望を持って立ち上がり、明治維新、戦後復興、高度経済成長など、社会変革の実現により数多(あまた)の国難を乗り越えてきました。そして、自由と民主主義を守り、人権を尊重し、法を貴ぶ国柄を育て、今日に至りました。これまでの国民一人一人の弛(たゆ)まぬ努力の礎の上に、今の我が国の発展があります。
このような先人たちの努力に思いを致しながら、全ての人が安心と安全を感じ、多様な価値観を相互に尊重し合い、夢に挑戦して自己実現を図っていける国づくりに取り組みます。そして、今を生きる国民の皆様と共に、直面する課題に立ち向かい、世界に誇れる日本を将来の国民に繋(つな)いでまいります。この日を迎えるに当たり、私はその決意を新たにしています。
「建国記念の日」が、我が国の歩みを振り返りつつ、先人の努力に感謝し、更なる日本の繁栄を希求する機会となることを切に希望いたします。
令和7年2月11日
内閣総理大臣 石破 茂
内閣総理大臣 石破 茂
「建国記念の日」は、「建国をしのび、国を愛する心を養う」という趣旨のもとに、国民一人一人が、今日の我が国に至るまでの古からの先人の努力に思いをはせ、さらなる国の発展を願う国民の祝日であります。
我が国は、四季折々の豊かな自然に恵まれ、長い歴史を経て、諸外国に誇れる日本固有の文化や伝統を育んできました。私たちは、五穀豊穣を祈り、田畑をともに耕し、水を分かち合い、乏しきは補い合い、共に手を携え助け合う、麗しい社会を築いてまいりました。知恵と創意工夫により、自然に向き合い、自然との調和を図りながら、科学技術の発展をはじめ、様々な分野において、人類の営みに大きく貢献してきました。
長い歴史の中で、我が国は、幾度となく、大きな困難や過酷な試練に直面してきましたが、その度に、先人たちは、勇気と希望をもって立ち上がり、一人一人のたゆまぬ努力により今日の平和で豊かな国を築き上げ、自由と民主主義を守り、人権を尊重し、法を貴ぶ国柄を育ててきました。そうした努力の礎の上に、今日の発展があります。
今を生きる私たちは、先人たちの足跡の重みをかみしめ、国際社会とも緊密に連携しながら、この尊い平和と繁栄を次の世代に引き継いでいくため、能う限りの力を尽してまいります。
伝統を守りながら、同時に、変化をおそれず、困難な課題に対しても果敢に挑み、乗り越えていく。新しい令和の時代においても、私たちは、そうした努力を積み重ね、躍動感あふれる輝かしい未来を切り拓いてまいります。令和初の「建国記念の日」を迎えるに当たり、私はその決意を新たにしております。
「建国記念の日」が、我が国のこれまでの歩みを振り返りつつ先人の努力に感謝し、さらなる日本の繁栄を希求する機会となることを切に希望いたします。
令和2年2月11日
内閣総理大臣 安倍 晋三
内閣総理大臣 安倍 晋三
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